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境界線

【特別対談:漫画家・椎名うみ×セクシー女優・戸田真琴】『青野くんに触りたいから死にたい』で語るべき「愛の本質」。

女子高生の刈谷優里は、隣のクラスの青野龍平に告白し、初めての彼氏ができた。しかし、付き合って2週間後、彼は交通事故で亡くなってしまう。ショックのあまり死のうとする優里の前に現れたのは、幽霊になった青野くんだった……!? 講談社『アフタヌーン』で連載中の『青野くんに触りたいから死にたい』(以下、『青野くん』)は、恋愛あり、友情あり、エロあり、ホラーありの、人間と幽霊による異色のラブストーリー。

おいしく、楽しく、美しく。ヴィーガン百花繚乱。

ヴィーガンを実践する人も、そうでない人も。境界線を意識することなく、一緒に食卓を囲み楽しく味わえる、そんなヴィーガン料理が東京にもすっかり定着。ハレの日向けからなんでもない日常飯まで選択肢も豊富です。



 ヴィーガン=肉、魚、卵、乳製品などの動物性食材を一切とらない、厳格な菜食主義。そう聞くと「食べられるものが少なくて大変そう!」と思ってしまいがちだ(ちなみに「ベジタリアン」はややルールが緩

韓国の女性作家が放つ、現代文学が面白い。

 今、韓国の女性作家による現代小説がひそかなブームになっている。その火つけ役とも言えるのが、韓国で100万部を売り上げた『82年生まれ、キム・ジヨン』だろう(日本では刊行2日目に重版が決定した話題作)。「キム・ジヨン」という名は、1982年に韓国で生まれた女性に最も多い名前だという。仕事、結婚生活、子育ての狭間に揺れる、33歳になる彼女のカウンセリングのカルテを通して物語が展開されるのだが、奇妙な

国籍も年齢も非公開。ミュージシャンNenashiの音の届け方。

 最近、HONNEやMURA MASAなど日本語の響きに惹かれて命名するUKやUSのミュージシャンが、音楽性の新しさも相まって、感度の高いリスナーを魅了している。今回紹介するNenashiの由来は“根無し草”。だが、彼の場合、アメリカ、ブラジル、韓国、日本、カザフスタン、フランス、イギリス、ドイツetc.を転々とするシンガー、ラッパー、プロデューサーという情報以外、国籍も年齢も非公開のミュージシャ

刺激的にもほどがある⁉ オアハカ・フィールドトリップ。

撮影は、まず地域の代表者に話をつけ、フィールドに入る許可を得るところから始まる。サロモンが長年にわたり築き上げてきたネットワークには、本当に助けられた。それでも、代表者から地域の人たちにうまく話が伝わらず、フィールドで山刀を持った男たちに囲まれる、なんてことも。聞けば、隣村との境界線争いをしているところだったそう。そして、危険生物も満ち溢れている。禍々しい縞模様の蛇が目前に現れ、あの蛇はどのくらい

【大山】「ホーボー」の2人、 大山の商店街を歩く。

江戸の五街道の一つ、中山道の江戸から1番目の「板橋宿」(現在の板橋区仲宿周辺)は、旅人たちで大きな賑わいを見せた宿場町。現在の大山駅から西へ延びる「ハッピーロード」はその中山道から分岐した(旧)川越街道に沿って自然発生的に生まれ、第二次大戦後に発展した商店街。周辺には富士山へ通じる富士街道、鎌倉へ通じる鎌倉街道なども交差しており、まさしくジャンクションとして人々が行き交ったエリアだった。

アマ・ダブラム紀行。

いったいこんなところで何をしているのだろう。足を止めるとそんな事ばかり考えてしまう。標高6500m、全てが凍る極寒の世界。真っ暗な闇の中、僕は命さえ落としかねない垂直の氷壁に必死でしがみついていた。極端に薄くなった空気が肺を握り潰し、ほとんど呼吸が出来ない。上を見上げると氷の壁はどこまでも続き、その先は暗闇に消えている。それでも、その向こう側に必ずある頂を目指し、ヘッドライトの光を頼りに弱々しい足

Mumbling Mud(2018)| カタリーナ・グロッセ

1961年ドイツ生まれ、ベルリンを拠点に活動するアーティスト、カタリーナ・グロッセ。その華奢な体からは想像もつかないほど、彼女は巨大な物体と空間をキャンバスに、工業用のスプレーガンを使いダイナミックな作品を生み出します。廃棄物が打ち捨てられた、工事現場のようなこのインスタレーション。無機質な廃材とは対照的に、まるでオーロラのような色鮮やかな光景は、グラフィティとも彫刻とも絵画とも括ることのできない