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料理店

有楽町 純廣東料理〈慶楽〉の「上湯炒飯」

 以前、僕がニッポン放送でレギュラーを持っていた時に、収録の前によく腹ごしらえしに行った中華料理屋がある。1950(昭和25)年創業、有楽町の純廣東料理〈慶楽〉。2018年12月、68年の歴史に幕を閉じた。池波正太郎や9代目林家正蔵も通ったという当店の押しも押されもせぬ看板メニューといえば、なんといっても「上湯炒飯」。洋食屋がチキンライスに使うような型で抜かれた炒飯に、上品なスープが注がれた一皿。

KAKUOZAN LARDER

一つ一つ丁寧に焼き上げるバーガーが評判の〈KAKUOZAN LARDER〉。

店主・丹羽洋己さんはもともと大手CDショップで働きながらバンド活動もしていたほどの音楽好き。「20代の頃、NY留学中にピザ屋でバンドがライブしている衝撃的な光景を見た」ことがきっかけとなり、クラブやライブハウスではなく、もっと気軽に音楽やアートに触れられる“まちの社交場”となる飲食店を名古屋に作りたい思いで2012年に

注文の多い料理店。

名古屋には愛知県芸術劇場や四季劇場、御園座など、大小さまざまな劇場があるが、食好きがこぞって目指す“劇場”といえば、丸の内エリアの裏通りに佇む雑居ビル内に店を構える〈山猫軒〉だ。
 
目立つ看板もなく、小さく描かれた“山猫軒”の文字を見つけて「本当にここでいいのだろうか」と半信半疑で年季の入った階段を上る。扉を開けると、そこは確かに飲食店の設えで、カウンターのなかで店主の伊藤新作さんが出迎えてくれ