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シカゴ

どうしてみんなグレン・グールド好き?

「グールドって難しくて、迂闊に好きって言っちゃうと余計なものがいろいろ付いてくるんですよ、スノッブとかオシャレとかね」

 グールドは好きですかという直球の質問に、原摩利彦はおかしそうに、でもちょっと困ったような顔で答えた。たしかにグールドという記号はある時期イケメン男子のアクセサリーのようだったし、一般名詞化した「グールド好き」は原のような音楽家ならなおのこと、口にしづらいに違いない。それでも原

[12月21日〜23日] 『CONFUSED!』の世界観をベースにした描き下ろし作品が並ぶ展示が開催

イラストレーター、サヌキナオヤが、RIVERSIDE READING CLUBと初対面!

漫画『CONFUSED!』を上梓したサヌキナオヤが最近影響を受けているのは、クラブに集まる本好きたちによって結成された読書グループ・RIVERSIDE READING CLUB(以下RRC)。中心人物のIKMとLil Mercyとの初対面を果たした。

オールスターゲームの輝きをもう一度。

 メジャーリーグのオールスターゲームが、今年は7月9日にオハイオ州のクリーブランドで開かれる。

 もともとオールスターは、1933年にシカゴ万博のアトラクションとして企画されたものだが、当時はアメリカン、ナショナルの両リーグの対戦がワールドシリーズしかなく、1980年代までは価値も高かった。しかし、今では「インターリーグ」と呼ばれる交流戦が日常的に行われ、かつての輝きは失われている。

 運営側

上海スニーカー紀行。

最先端を貪欲に吸収しつつ啓蒙・発信する時代へ。

東洋の魔都といわれる上海の人口は東京の2倍以上もある。ビルは縦に伸びに伸び、空港からは高速リニアが走り、トイレは思っていたよりきれいで、街は整理され、活気に満ちている。
 
昨年オープンしたばかりのナイキの〈001〉はその中心の一等地にある。4フロア構成で、デジタルとオンラインを組み合わせた革新的なストアだ。コンセプトは「House of Inno

フリードキン、再び。 映画より面白い自伝。

1970年代、ウィリアム・フリードキンの名前はハリウッド再興のトップ・ランナーとして、だれよりもビッグ・ネームだった。なにしろ、『フレンチ・コネクション』('71)、『エクソシスト』('73)の2作が巻き起こした騒動は社会現象にまで上りつめたのだ。特に『エクソシスト』の不穏の気配はピリピリとした震えとして日本へも波及してきた。このとき、愚生は平凡出版に入社1年目で、宣伝部での最初の仕事は『平凡パン

ダウンタウンが笑いをマットーにしましたね。|みうらじゅん

少年期、関西で見て育ったのは、現在のお笑いとは一味も二味も違うじわじわパンチが効いてくるブルース系の漫才だったんです。例えば、夢路いとし・喜味こいしさんが得意とした「うちの細君がね……」って、いっつも決まって嫁はんネタに持っていくパターンもブルースの3コードの一つで、小学生にしたら嫁の悪口の話なんてピンとこないんだけど「また出た!」っていう、親戚のおじさんが酔った時の十八番の歌みたいな感じがなんと