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植物園

大前粟生『私と鰐と妹の部屋』の私

名前:大前粟生『私と鰐と妹の部屋』の私

症状:名前って自分でつけたいよね。私も私の名前は私が決めたかった。そしたらさあ、アクマとかにする。ふふ。私の名前はアクマ。試験管から生まれたアクマです。

備考:右目からビームが出て止まらない妹、こっくりさんと暮らす、忍者の私などを描いた表題作含む不思議な手触りのショートショートが全53編。書肆侃侃房/1,300円。

東山動植物園

動物園と植物園が一体となった東山動植物園は、約60ヘクタールの敷地内に約500種の動物(日本最多)、約7000種の植物を展示する巨大施設。不動の人気は、国内ではここを含む8園でしか見られないコアラ。繁殖も順調で、2頭の赤ちゃんが見られる。母子とほかのメスを一緒に飼育することで、大人と子供がどんなふうに関わり成長するか、その過程を見せてくれる。最大の魅力は、いきもの本来の行動を観察できるように工夫さ

大巴六九藥用物園區

長テーブルの上に、馬齒莧、巴參菜、山蘇、昭和草など見るのも聞くのも初めての植物がずらり20種類ほど。片手にテボザルを持ち、ビュッフェ式に好みの野草をザルに詰め、ぐらぐら煮立った湯の中でしゃぶしゃぶ。さっとゆでた野草に好みの薬味やソースを加えて食す、なんとも質素な料理。しかしこれが、驚くほど旨い。シャキッ、ネバッと様々な食感。苦味のなかにほのかに広がる甘味。野草がこんなにも繊細で味わい深いとは! 広

Planten un Blomen/Schaugewächshäuser(プランテン・ウン・ブローメン/シャウゲヴェックスホイザー)

 ハンブルクで自然や野生を感じられるのは動物園だけじゃない。市内中心部にある公園〈プランテン・ウン・ブローメン〉の一角にある観賞用温室〈シャウゲヴェックスホイザー〉は2800㎡という大きさ。展示は砂漠やトロピカルジャングルなど植物の生育環境ごとに5つに区分されており、エリアごとに温度や湿度が変わって、その土地で実際に植物観察をしている気分になれる。
 特に面白いのは、日本をはじめとするアジア亜熱帯

A PLANTS

 大阪で植物といえば、珍奇植物も多く見応えのある巨大な屋内植物園〈咲くやこの花館〉。その植物園から徒歩圏内にあるのが今年2月にオープンしたばかりの〈A PLANTS〉だ。定番のパキポディウムやオペルクリカリアといったマイナー種など種類豊富な塊根類に加え、ユーフォルビアの人気種を中心にセレクトする。WEB責任者の増田清隆さんは「決して同じ形のものがないのが植物。インテリアの一つとして、気に入ったデザ

新宿御苑 大温室

 これほどに群生し巨大な塊となったビカクシダを初めて見た。にわかに植物に注目が集まり、雑貨屋でも多肉の小鉢が売られているのを見かけるが、やはり植物園で見る植物は全く違う。象の背ほどある葉を繁らせるバナナ、隆々と力強く枝を伸ばすリュウケツジュ、キテレツで妖艶な花を咲かす稀少なランの数々。熱帯、沖縄、小笠原、乾燥地、熱帯山地など、エリアごとに変幻自在に表情を変える美しい植生を見ることができる〈新宿御苑