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個性的

World Antiquarian Book Plaza

絵本『ムーミン』シリーズの初版から文化財級の稀覯書まで、古い洋書に用がある時、力になってくれるのがこちら。値段は上を見ればきりがないが、個性的な蔵書票や、美しい挿画入りの書物の一葉など、思わぬプチプライスで入手できるものも少なくない。わからないことは専門知識を持つ親切なスタッフが教えてくれるので、ふらっと覗いてみてほしい。

オレのウエスタン・ファッション考|みうらじゅん

たとえばデートの待ち合わせ場所に、オール・ウエスタン・ファッションで決めた彼氏が現れたらどうだろう?
 
オールなので当然、頭にはテンガロン・ハットを被っている。
「遅れてゴメン。牛がなかなか言うことを聞かなくて手こずった」などと、ウエスタン・ギャグをかますのだけれど、彼女はどう対処していいか分からず、ただただその変貌ぶりに目を白黒させるはずだ。

“個性的”という言葉をよく耳にするが、これが正し

どてで食らう!

味噌味を注文すると、串カツは、黒々とした煮汁の海にダイブしてからやってくる。その浅めの大鍋で串に刺さってクツクツと煮込まれているのが、どて焼きだ。「名古屋のどて焼きは、焼かない。煮込むの」。どて焼きの大根を煮ながら、そう教えてくれたのは昭和24(1949)年創業〈島正〉の2代目、喜邑定彦さん。その昔、鉄板に味噌で土手を作って水を張り、焼きながら具を煮たのがその名の由来とされる屋台生まれの料理。八丁

モードを駆け抜ける、スニーカーたち。

パリ・コレクションに集まる人々にとってのスニーカーのトレンドは、ダッドシューズから始まっている。この人気はファッションから生まれた波に、スニーカーヘッズがうねりを起こし、ビッグウェーブになった。ヘッズとはヘッドの複数形で、接尾語として用いられる場合は中毒的に熱狂している人を表す。手に負えないといったネガティブなイメージを与える言葉だが、依存症気質な彼らのコミュニティが拡大するにつれて、トレンドが大

FUGA

外苑前のキラー通りに1994年から25年にわたって店を構える〈FUGA〉は、個性的な葉ものを用いた、モダンなブーケに定評がある。モンステラなどエキゾティックな植物と洋花を合わせ、都会的な世界観を打ち出したパイオニアでもあるが、一方で真紅のバラだけで組むラウンドブーケや、野花を交えたナチュラルなブーケも得意。約300種を誇る花やグリーンを組み合わせて、あらゆるオーダーに応えてくれる。毎年、産地への研

はいいろオオカミ+ 花屋 西別府商店

ロシアの古器やヴィンテージ家具とともに、切り花が並ぶ一風変わったフラワーショップ。「実際、自宅に飾ったときの花姿をイメージしてもらえるように、テーブルなどの什器から花器まで、暮らしを連想するディスプレイを意識しています」と店主の西別府久幸さん。仕入れる花も個性的。水の少ない乾燥地帯で育った原種を中心に、生命力溢れる野性的な花が店内を埋め尽くす。店主自ら山奥へ入り、太陽に向かって曲がりくねって伸びた

パリのフローリスト。

いまのパリを代表するフローリストといえば、〈ドゥボーリュウ〉のピエール・バンシュロウをおいてほかにいない。モードの登竜門として知られる、南仏の『イエール国際モードフェスティバル』でのインスタレーションや、パリのファッションウィークのショー展示会場でのデコレーションなど、〈ドゥボーリュウ〉に花を頼むのはいまやステータスと言っていい。そんなピエールの花を誌面で紹介したいと相談したところ、墓地でのインス

ヴィンテージの器と水仙。

パックリ開いた白い魚の口から、ニョッキリ生える黄色い「ダッチマスター」。どこかユーモラスでキュートなその姿は、「生け花」でも「フラワーアレンジメント」でもなく、「好きな花を選んで、好きな器に入れる。それでおしまい」と笑う岡尾さんらしさに溢れている。花器として使うには少し難しそうな、こんな個性的な器に花を飾っても、そこに“気負い”は一切ない。
「柄のある器に飾る方が好き。たまたまそこにあった、という

服の履歴書

60年代のオリンピック選手が着ていそうなクラシックでスポーティなニットやブルゾン。グラフィカルなロゴやトロンプルイユ(だまし絵)ポケットは、高度なニッティング技術で表現したという。ルックにたびたび登場するパディング入りのハットは、ブランドのアイコンといえるブラックナイロン素材を使用。ミウッチャ・プラダが仕掛けるクリエイションを、パズル感覚でミックスしたかのようなスタイルだ。