
気鋭の監督が描く青春群像劇が、世界へ。|藤井道人
藤井道人監督、真野恵里菜主演の映画『青の帰り道』が、ドイツ・フランクフルトで6月3日まで開催されている日本映画専門の映画祭『第18回ニッポン・コネクション』に出品された。紆余曲折を経て完成したこの映画について藤井監督は「高揚から絶望へ、執着から団結へ。長い長い2年間の夏でした」と語る。現代における日本の若者の「リアル」を描いたこの作品。夢や現実、社会との乖離や順応、そして、もがき……。それらを経
藤井道人監督、真野恵里菜主演の映画『青の帰り道』が、ドイツ・フランクフルトで6月3日まで開催されている日本映画専門の映画祭『第18回ニッポン・コネクション』に出品された。紆余曲折を経て完成したこの映画について藤井監督は「高揚から絶望へ、執着から団結へ。長い長い2年間の夏でした」と語る。現代における日本の若者の「リアル」を描いたこの作品。夢や現実、社会との乖離や順応、そして、もがき……。それらを経
トマージ・ディ・ランペドゥーサ、訳:小林惺/シチリアの貴族であるサリーナ公爵は、統一戦争の最中、改革派の甥と新興階級の女性の結婚を許す。滅びゆく貴族の伝統を格調高い文章で記した名作をイタリア語原典から翻訳。岩波文庫/940円。