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台湾人

映画で辿る、東京ノスタルジー。

 1983年、ドイツ人監督のヴィム・ヴェンダースは、ドキュメンタリー映画『東京画』を撮ろうと思い立つ。テーマは、敬愛する小津安二郎の映画のような風景が、東京にまだ残っているかを検証することだ。しかし、彼の目に映ったのは、小津のそれとは似ても似つかぬ、混沌とした東京の姿だった。本作を今観ると興味深いのは、そこにもまた失われた東京が記録されていることである。歴史を遡れば、初めて東京がフィルムに収められ

麻豆代天府

いかにも台湾な色彩の巨大な龍の口から吐き出されている階段を、ぞろぞろと人が下りてくる奇妙な光景。どこぞのテーマパークかと見紛うけれど、実はここ、神様を祀った歴史ある道教寺院なのだ。1662年に保寧宮という名前で建立されたものが、1956年に現在の場所に移築されて名称も変更。そして、79年にこの巨大龍が設置された。龍の体の中は通路になっていて、入口には「十八地獄」の看板。入って進むと、おどろおどろし

石二鍋 台北民權龍江店

台湾人の火鍋(鍋)に対する思いはアツい。季節にかかわらず年中鍋を食べ、時には行列も辞さない。街中で活況を呈する一人鍋屋は、そんな強い愛情の表れだろう。
〈石二鍋〉は、明るく清潔感のある店内と、コスパの良さが人気のチェーン店。1人218元〜で、鍋にご飯か麺が付いてくる。見ると、カウンターに腰掛けた人々はおのおの自分のペースで鍋を楽しみ、MYタレのブレンドにも余念がない。中には、スタッフとトークを楽し