
中野区


【2020年の町中華】湯気/REI Chinese Restaurant

爆笑問題 太田 光×ナイツ 塙 宣之 東京名所案内。
東京の笑いを牽引する爆笑問題の太田光とナイツの塙宣之が初タッグ。仕事でもプライベートでも思い出深い、彼らにとっての名所の数々をナビゲートしてくれた。アラート寸前(!)、ギリギリエピソードを大公開。

【東京・次世代スパイス】SriMangalam/indo&more MAROLOGA Bhavan
インド料理をベースに創作スパイス料理を織り交ぜたつまみで飲ませる酒場と、南インド料理の中でも珍しい地方料理を打ち出す店。インド料理の楽しみは、より深く、より気軽に。勢いある次世代店の相次ぐオープンが、2020年の東京スパイスシーンを刺激する。

SPICE飯店/roji spice&_____.
オレンジや黄色のラインが、スパイシーなカレーを想起させるJR中央・総武線沿線はスパイス料理の名店の宝庫。スパイス使いが巧みな野菜メニューやインドカレーを味わうなら中野、中華とイタリアンをベースにした料理と多彩なお酒を楽しむなら西荻窪!

Simple Things Coffee (東京/都立家政)
店主の宇治澤義和さんは、2015年に惜しまれながら閉店した中野富士見町の〈宮本珈琲店〉で15年間修業し独立。宮本珈琲の店主から焙煎機を借り、当時のデータを基に焙煎して老舗の味を引き継ぐ。「基礎中の基礎ですが、欠点豆は雑味の原因になるので丁寧に取り除いています」。焙煎に手間をかけているがゆえ、宇治澤さんのコーヒーは驚くほどクリア。深いコクとスッキリとした後味になるように焙煎・抽出するのが宇治澤さん流

ナンセンスな物語と劇画に心が解放される。
漫画雑誌『ガロ』のアンテナショップとして創業。今もコミック、サブカルチャーの本を多く展開する。
「平成も終わるので、郷愁的な気分に浸っていたのですが。それを吹き飛ばす作品がフランスから届きました」。『LES PRATICIENS DE L’INFERNAL』(地獄の実務家)は、ブドウを食べた人が首なし死体になる超常現象で幕開け、その後も不条理な筋書き、ナンセンスなタッチの劇画が続く。「主人公が死

東京凮月堂 東中野店|三浦大輔
喫茶店は脚本を書く時に使います。家と喫茶店を一日に何往復もするんです。ここに来ると、思考が働くようになっているのかな。なんの変哲もない喫茶店だからこそ、いいんです。誰かを観察して脚本に活かすっていうことはまったくないので、できるだけ遠い世界がいい。ここは、近所のオバサマたちがランチを食べたり、お茶したりする店だから。オバサマと自分に共通するのは、時間に拘束されないで過ごしているっていうことかなっ

石川 初 選
土地の再活用による周囲への波及効果にも注目。

〈蔡菜食堂〉の 上海風茶碗蒸し
上海出身のご主人・蔡才生さんが腕を振るう家常菜(家庭料理)の店。上海の昔ながらの家庭料理は決して食べ疲れせず、その味を慕い連日常連で賑わう。日替わりメニューが主体だが、常連がそっとリクエストするのがこの茶碗蒸し。「上海では子供のおやつや風邪をひいた時にもよく作ります。卵をたっぷりのスープで溶くのがポイントね」と蔡さん。卵2個に自家製鶏スープ1、水1の割合で加え、湯煎で蒸し上げる。味つけは少しの塩