寂光院紙つばめ 木曽川沿いの継鹿尾山中腹にある寂光院。尾張最古刹として知られ、本尊の千手観音菩薩は日本武尊の作と伝えられています。今回ご紹介する紙つばめは、寂光院の例大祭にて売られていたもので、参拝客たちは、このツバメを“田の害虫を食べてくれる観音様の使い”として、田の畔にたくさん立てて五穀豊穣を祈りました。棒に取り付けられたツバメを風に向けると、ふわりと浮き上がり、尾羽根がくるくると回り、見事に飛翔します。田