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ゆで卵

淡い連帯/喫茶店の守護神|平松洋子

 ほとんど毎日、住んでいる町のどこかの喫茶店に寄る。仕事の合間、休憩を兼ねて散歩に出るのが習慣なのだが、さて今日はどこに入ろうかと自分の気分を探りながら歩くのがまた楽しい。
「こんにちは」
「いらっしゃい」
 十年一日のごとく同じ挨拶だけれど、交わす一瞬の視線にぽっと灯りがともり、言外にお互いの元気を確かめ合う。でも、それ以上のことは何もない。マスターが淹れてくれる熱いコーヒーを相手に、ただぼんや

支留比亜珈琲店 新橋銀座店|チームしゃちほこ

秋本帆華(写真右) 名古屋の住宅地の近くには、5軒は喫茶店があって。週末は家族とみんなで喫茶店へ行くよね。ドリンクにトーストとゆで卵がついてくるモーニングを、朝昼ご飯兼用にして。
大黒柚姫(写真左) 目玉焼きがついてるお店や、分厚いパンのところとか、選択肢があってさ。その日の気分で決めるよね。
帆華 わたしはモーニングセットに、ピザトーストを追加! いつも何を食べてるの?
柚姫 最近は近所の〈支留

堀口珈琲 世田谷店|ムラカミカイエ

 出張や旅行に行くと、必ずその地域の喫茶店に立ち寄るようにしています。必ず頼むのは、コーヒーとサンドイッチ。タマゴサンドは、生パンならゆで卵を砕いたタイプのもの、焼きパンならオムレツタイプのものが良いですね。スペシャルティコーヒーの先駆けともいえる〈堀口珈琲〉は僕の定番。丁寧に淹れられたコーヒーと、コーヒーとのマッチングを第一に考えられた月替わりのサンドイッチはほっと安心する味です。世田谷店は、コ

COFFEE HALL くぐつ草|具志堅用高

〈くぐつ草〉は洞窟みたいに囲まれた雰囲気が好きなんだよね。吉祥寺でも古い喫茶店らしいね。ボコボコした土壁の模様がユニークでさ、ジャズもかかっているから夜なんかに来てもいいんだよな。オレが喫茶店に通い始めたのは、高校時代に石垣島から沖縄本島に出てきた時。パーラーって呼ばれる沖縄の喫茶店にはゴーヤチャンプルーとかご飯もあって、店内のインベーダーゲームもよくやったっけ。その時代、喫茶店にいる高校生は不良

水元公園|ほそいあや

 ほそいさんはビッキーとテラ、2匹の猫との暮らしを綴った『ゆる猫生活—猫たちとゆるく楽しくつきあう方法』の著者。10年前から猫にリードをつけて様々な公園へ。「〈水元公園〉は芝生広場、メタセコイアの森、大きな池など見ているだけで癒やされますし、とにかく広い! 初めてビッキーとテラを散歩させた時、あまりの広さに楽しくなったのか、どこまでもリードを引っ張って歩いていました。この公園では猫を見かけたことが

【おっさんに餌づけされ、ラブホ街を彷徨って】赤坂のエチオピアと円山町のジャマイカ。

 赤坂で道に迷い、また担当Kに迎えに来てもらった。
 超絶方向音痴の私にとって、初めての店に一人で行くこと、それがそもそも旅である。
 赤坂のオフィス街にエチオピア料理の店「サファリ」はあった。最初に踏み込んだ印象は一言、あやしい、である。まあ、たいがいのエスニック料理の店は多かれ少なかれあやしいのだが、特に「サファリ」には、なんともいえないやさぐれ感があった。それには、ラスタ帽を被ったいかりや長

Miznon NYC

 今年1月、チェルシーマーケットに登場して以来、熱狂的な人気を博しているのが〈ミズノン〉だ。主役はピタサンドイッチ。ただし、中身はファラフェルやケバブだけじゃない。トマトで香りづけしたナスのローストにタヒニやゆで卵を添えた「ラタトゥイユ」、トマトサルサ入りの「リブアイ・ミニッツステーキ」、中東のスパイスであるザーターを織り込んだ「オムレツ」など、手の込んだ洗練キュイジーンがピタに収まっているのだか

mimet

 今年2月オープンのカフェビストロ&ブティック。モーニングはドリンク+自家製パン+ゆで卵がベース。ドリンクは徳島〈アアルトコーヒー〉の深煎りと浅煎りの特別ブレンド2種のほかオーガニックティー、穀物コーヒーラテに、無農薬ジュース、季節のスープなど12種あり。+150円で北海道産小豆の自家製「おぐら」や季節のコンフィチュールを添えても。

チリパーラーナイン

 店の主役は「豆」。朝食では、看板のチリビーンズをたっぷりのせたトーストを提供する。ファストフード感覚だが、パンは近くの系列店〈FACTORY〉から届く、ふっくら香り高い食パン使用。搾りたてオレンジジュースにハンドドリップのコーヒー付き、と手作りの温かみもうれしい。パワーフードの豆でエナジーチャージし、快適な一日を始めよう。