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ゆで卵

中村嘉倫 | ROZZO SICILIA(白金高輪)

マネージャーで共同経営者の阿部努さんは、修業時代の8年をともにした盟友。口数のあまり多くない料理人と、イタリア料理界きってのエンターテイナー。この絶妙で揺るぎないタッグが、店のキャラクターになっている。師匠はシチリア料理に特化したトラットリアで時代を先駆けた石川勉シェフ。2人とも西麻布〈ベンズィーナ〉から〈ドンチッチョ〉まで勤めた生え抜きだ。中村シェフはシチリアでも2年半修業。巨大な宴会場がある大

六曜社

 自分が経営していた店〈喫茶fe カフェっさ〉を畳んで、奥野薫平さんは亡き祖父が創業した〈六曜社〉を、4年ほど前に継いだ。〈六曜社〉は1階と地下があり、地下は父・修さんの店である。内装は似ていても、営業スタイルはかなり違っている。
「地下は一人一人の空間や時間を大切にしています。コーヒーも父が焙煎した豆を1杯だてでつくります。1階はいわゆる喫茶文化。サロン的でいまでも相席は当たり前、コーヒーは早く

【おっさんに餌づけされ、ラブホ街を彷徨って】赤坂のエチオピアと円山町のジャマイカ。

 赤坂で道に迷い、また担当Kに迎えに来てもらった。
 超絶方向音痴の私にとって、初めての店に一人で行くこと、それがそもそも旅である。
 赤坂のオフィス街にエチオピア料理の店「サファリ」はあった。最初に踏み込んだ印象は一言、あやしい、である。まあ、たいがいのエスニック料理の店は多かれ少なかれあやしいのだが、特に「サファリ」には、なんともいえないやさぐれ感があった。それには、ラスタ帽を被ったいかりや長

シンプルだから飽きずに作り続けられる。|オカダ・カズチカ

 遠征で地方に出かける時は、ホテルに泊まるので、朝、食べるものは基本おまかせ。気を使うのは、試合がなくて自宅にいる時。料理が得意なわけではないし、かといって朝食を抜くと一日、調子が悪くてトレーニングにも支障が出てくる。そこで行きついたのがオートミールとゆで卵が中心のシンプルメニュー。どちらも鍋にかけるだけだから手順は簡単。それでいてプロレスラーの体作りに必要不可欠な、タンパク質や食物繊維といった栄