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編集部

大変な時期がないと、ちゃんとした漫画家になれないんですよね。|東海林さだお

 4年、5年の間は月に1回、編集部に漫画を持ち込んでいました。いろんな傾向の漫画を描いて、最終的にサトウサンペイさんのようなサラリーマン漫画に落ち着いたんです。でもね、何しろ締め切りがないでしょ。「今日できないから明日でいいや」と、どんどん先延ばしにしちゃって。『週刊漫画TIMES』で連載デビューが決まってからは猛烈な勢いになって、寝る暇もないぐらい。『新漫画文学全集』というのが人気になったんです

漫画を持っていっても、4、5年は採用されませんでした。|東海林さだお

 中学2年の終わり頃に栃木から八王子に戻って。高校は進学校でした。隣に一橋大学があって、一橋を受ける人が多かった。僕も勉強に励んだけど成績が良くなくてね(笑)。真面目な高校で喫茶店に入ったことがない生徒がほとんどでした。部活をやると大学に受からないと(笑)。なので、部活はなしです。でも授業中に先生の似顔絵を描いて、みんなに回したりしていました。手塚治虫さんがデビューした時代で、みんな影響されてプロ

稲垣吾郎

雑誌『anan』の連載「稲垣吾郎シネマナビ!」や、TV番組『SmaSTATION!!』のコーナー「スマムービー」などで、幅広いジャンルの映画を観て、評論や解説をしている稲垣さん。しかし実は仕事で追われるように映画を観ているため、古い作品やいわゆる「名作」といわれる映画はあまり観ていないという。
「『anan』の連載は、編集部の方が作品を選んでくれるんですが、単館系のヨーロッパ映画など、ちょっとニッ

心がはやる時、ふと目を向けたくなる「質感」の気持ちよさ。|菅野康晴

 1000部限定、定価8000円。昨年11月に創刊し、「その筋」の人たちの間で話題を呼んでいる新しい骨董・工芸の雑誌『工芸青花』の編集部は、新潮社の古い倉庫の中にある。たった3名ほどで編集から受注、発送までの作業を行うというそのスタイルは、編集長の菅野康晴さんいわく「個人商店」。少数の読者へ届けるため、細心の心遣いで丁寧に作られた美しい誌面はまさに工芸品のようでもある。とはいえ、編集作業に追われて