キーワード

奈良県

独自路線で深まる、 西のイタリアン。| 関西

ホルモンが好きなのは、イタリアで「トリッパ食い」といわれるトスカーナ人だけじゃない。ホルモンに限らず関西では、食の都を彩る花形素材たち、瀬戸内の高級魚、京野菜、そして完璧な猟法のジビエなどは、持ち前のアグレッシブな関西人気質で、昔から当然のごとくイタリアンに取り入れられ、進化してきた。
 
中でも今、話題なのが尾崎牛ホルモンが武器の〈パヤータ・ローザネーラ〉。特殊な例外を除き、一般には入手不可だっ

色や香り、音で驚きと楽しさを! 革新の料理で銀座から世界を目指す。

イタリアの名だたるリストランテで修業を重ねたのち、コペンハーゲンの〈ノーマ〉へ。そこで、フードロスやサステイナビリティへの取り組みにも感化され、強い思いを抱くようになったという能田耕太郎さん。紆余曲折を経て自身の方向性を見出し、シェフに就任したローマ〈ビストロ64〉での活躍ぶりは海を渡り、日本にも届いてきた。
「今の時代、世界を目指すならば、チャレンジし続けなければならない」と、東京銀座資生堂ビル

なんと面妖な! 毒々しくも美しい原色奇想図鑑。| 曽我蕭白

グロテスクな色が目に痛い。悪趣味度は奇想8人衆の中でぶっちぎり。一般ウケする絵を描く気が全くなかったらしいファンキーな画家はしかし、抜群の技量でその毒々しい美の世界に人を巻き込んでいく。
 
京都に生まれ10代で天涯孤独になった蕭白は、やがて「我は曽我蛇足の子孫、蛇足十世」と宣言し、室町時代に始まる漢画の一派・曽我派を名乗った。中国故事を下敷きにした作品を得意としたが、超正統の水墨技術で異様な景色

ブエナビスタ

『ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ2018』優勝者の店主、井田浩司さんが薦めるのは、火山灰質で、日較差が大きいことなどの好条件から“グアテマラ・コーヒーの代名詞”といわれるアンティグア地方の銘柄。生産者は、ルイス・ペドロ・セラヤ氏。標高2,000mの農園のビジャサルチ種を、最新の農学を駆使して最高品質に仕上げた。「柑橘系の風味とミルクチョコのようなコクが心地よく、バランスも良

ROKUMEI COFFEE CO. TOMIO ROASTERY (奈良/富雄)

1974年に創業した奈良の老舗〈coffee beans ROCOCO〉の新展開として、2017年に焙煎機を構えオープン。店主はスペシャルティの焙煎技術を競う『ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ 2018』の覇者、井田浩司さん。「奈良はまだ自家焙煎のお店が少なく、深めの焙煎がメイン。甘味やフルーティさが際立つ浅煎りのおいしさも伝えたい。また、豆の種類でも個性を出したい」と、生産

ソーメン二郎/そうめん宣教師

5代続く、奈良県桜井市の三輪そうめん製麺所の家系に生まれた二郎さん。布教活動を始めたきっかけは、酒の席から。親友の某週刊誌記者と熱くそうめんについて語っていたところ、ソーメン二郎という名を思いつく。そこからは“そうめん界のTUBE”として、夏真っ盛りの時季に多くの活動をし、プチブームを誘発した。彼いわく、そうめんは天皇陛下に献上されている宮内庁献上品でもあり、庶民に愛される食べ物という稀有な存在。