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芸能界

世界を読み替える、クトゥルー神話の魅力。

人類が登場するはるか以前、地球を支配していたのは異次元から到来した邪悪なる神々だった。異形の姿を持つ邪神たちは、地底や海底で眠りに就きながら、復活の時を虎視眈々と狙っている。「クトゥルー神話」とは、こうした壮大な世界観のもとに創作された複数の作家たちによるフィクションの総称だ。その起点となったのは、アメリカの怪奇小説家H・P・ラヴクラフトが1920年代から30年代にかけて執筆した作品。彼の死後、多

時給30円のやつが、正社員を断ったのは初めてだって。|伊東四朗

 学校でバレーボール部を一緒に作った松野ってやつに文才があって、一緒に台本を作ろうとクラス内演劇部を始めました。演劇は好きでしたが、自分がやるのは学校だけで、プロになろうとは思わなかったですね。当時は一般家庭と芸能界にはすごく距離があって。テレビもなく映画と舞台だけですから。それで高校卒業する時に就職試験を受けて。みんなは受かって、私だけが残っちゃった。挫折でしたね。一社でも受かっていたら、今、定

蛭子能収

人はなぜギャンブルをするのだろうか? 『麻雀放浪記』の著者・阿佐田哲也であれば深甚な人生論を展開してくれそうな問いだが、シンプルにもこう答えた人がいる。

「ただただお金を増やすことに関心があるんです」

そんな“ギャンブル=財テク”説を唱えるのは、芸能界きっての賭け事好きとして知られる蛭子能収さんだ。しかし、現実はそんなに甘くない。全体の80パーセントは負けているという。

「やる前は今日こそ勝

"目立ちたい"という欲望には恥じらいを持って。

 次に長編を書くのなら、子役の世界を書いてみたいと松尾スズキさんが思ったのが実は10年以上前。子役出身の俳優と対談し、俳優養成所内の厳格な上下関係や、一部の人間だけが生き残る残酷な社会に興味を持ったのがきっかけだった。
「この10年の間に僕も実際に芸能界を見てきた。子役の世界に代表される特殊な芸能社会に、サラリーマンを引き込んでみたら、自分流のサラリーマン小説が書けるんじゃないかと思ったんです」

演劇界の奇才がこだわったのは読後の爽快感…?|松尾スズキ

 欲望と羞恥心、気遣いと業。それらがトグロを巻いて、絡んだり空回りしたり。劇作家・作家の松尾スズキさんが紡ぐ物語は、悲劇にも喜劇にも見える人間模様が描き出される。朝日新聞で連載していた最新小説『私はテレビに出たかった』も、強烈なキャラの持ち主が登場しながら、今回は「純粋なエンターテインメント」に初挑戦。純文学色が強かったこれまでの作風とは異なり、80代の新聞読者も喜ばせたという「笑いあり涙ありスリ

ぶれない根気と演じ続ける勇気を持つことが男の条件。相手の夢を壊すくらいなら、会わないくらいの覚悟が必要。

 僕にとって、男らしい男の条件とは、なによりもまずぶれていないこと。その意味で、一番初めに思い浮かんだのは、バッファロー吾郎Aさん。特に笑いに関してはもう20年以上、僕は彼を基準にし、目標にしています。変わらないことがあるということが僕をいつも安心させてくれるんです。
 芸人でいえば、ピースの又吉直樹さんもまったくぶれない人ですね。現在の芸能界には、流行や時代に合わせて主張を変える人が多いように思