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中心部

東京の間。

街に流れる時間に目を向け、空間に心を寄せる。作品、ファッション写真、広告、映像などを通して「東京」を提示し続ける奥山由之。刻々と姿を変える東京の真ん中で、写真家の心を動かす「間」が生まれ続けている。

  東京生まれ東京育ち。奥山由之さんにとって、東京とはどんな場所なのだろうか?
「東京については、ここ5年くらい、大人になってようやく掴めてきた気がします。車を運転してどこへでも行けるようになったり

沖縄産の映画も多数上映、 県内唯一のカフェシアター。┃シアタードーナツ

 きっかけは、一本の沖縄産ホラー映画。2014年に公開された『ハイサイゾンビ』に製作者として関わった宮島真一さんは、せっかく作ったのになかなか観る機会がないことに気づいた。「最初はカフェなどで上映会をやっていたんですけど、これがなかなか好評だったんです。じゃあそれなら映画館自体を作っちゃえ! ってことになりました」。沖縄市の中心部にあたるコザは、那覇から北東へ向かっておよそ20㎞。一時期は駐留米軍

六月の鹿

 盛岡はスターバックスが中心部から撤退せざるを得なくなったほど、個人経営の喫茶店が人々に深く愛されている街だ。一関出身の熊谷拓哉さんが盛岡へ移り住むきっかけは、図書館で読んだ一冊の雑誌だった。
「そこに盛岡の〈機屋〉というコーヒー店が載っていて、見出しに“開店直前に2トンの豆を持っていた”と書いてあった。何だそれはと思ったんです。当時はコーヒーのことをぜんぜん知らないから、焙煎した状態の豆しか思い

Pompon Cakes BLVD.

 鎌倉の移動ケーキ屋〈ポンポンケークス〉の立道嶺央さんが2015年、お店を構えた。
「中心部からは離れているけれど、時々バスが通る大きな通りがアメリカの片田舎みたいで気に入って、〈ブールヴァード〉と名づけました」
 二方向の窓から明るい光が差し込む店内は、私物のレコードプレーヤーなど愛着のある品々が置かれ、まるで嶺央さんの部屋のよう。よい香りがしたと思ったら、母の有為子さんが、焼きたてのアップルパ

Planten un Blomen/Schaugewächshäuser(プランテン・ウン・ブローメン/シャウゲヴェックスホイザー)

 ハンブルクで自然や野生を感じられるのは動物園だけじゃない。市内中心部にある公園〈プランテン・ウン・ブローメン〉の一角にある観賞用温室〈シャウゲヴェックスホイザー〉は2800㎡という大きさ。展示は砂漠やトロピカルジャングルなど植物の生育環境ごとに5つに区分されており、エリアごとに温度や湿度が変わって、その土地で実際に植物観察をしている気分になれる。
 特に面白いのは、日本をはじめとするアジア亜熱帯

GINZA1954

 惚れ惚れするほど美しい極薄の衣に、肉の断面は見事なまでの淡い紅色。名物の「カツサンド」にありつくには注文から30分ほどかかるが、低温の米油でじっくりと火を入れるその時間こそ、美しく旨いカツを生む秘訣。贅沢にもロースの中心部だけを使う宮城県産三元豚は軟らかく、噛み締めると肉汁がじわり。合わせるのは豚と同郷の「宮城峡」。「ロース肉自体の旨味がしっかりしていて、ソースの味も濃いから、ストレートで合わせ

JOURNÉE SANS VOITURE

一日、街に車がなかったら? 想像するより、体感してみよう! そんな「自動車ゼロの日」の試みが、昨年9月にパリで初めて実現した。
 晴天に恵まれた日曜の11時から18時まで、シャンゼリゼやオペラ、サンジェルマン大通りを含む中心部と、エッフェル塔やモンマルトルなど歴史地区への一般車両とオートバイの乗り入れを排し、他地区でも時速20㎞制限を市民に促した。その結果……家族連れや友人、仲間で誘い合っての街散