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【3月11日開催】しりあがり寿が描く、ちょっと可笑しな葛飾北斎。

 3月11日から国立新美術館でスタートする『古典×現代2020─時空を超える日本のアート』展。江戸時代以前の美術と8人の現代作家の作品を対にして、日本美術の魅力を新たな視点から見つめてみようという試みだ。葛飾北斎の「冨嶽三十六景」に着想を得たパロディ作品として「ちょっと可笑しなほぼ三十六景」シリーズを制作した、ゆる〜くシュールな作風でお馴染みの漫画家、しりあがり寿さんに話を聞いた。

名建築家の考えた、革新的なキッチン。

「住宅は住むための機械である」という名言を残した近代建築の巨匠、ル・コルビュジエは「台所は神殿とはいわないまでも、家の中で最も重要な場所の一つだ。台所も居間も人が生活する場所であるから」とも著した。「名だたる建築家が設計した住宅は、作品として意匠や構成が注目されがちですが、キッチン空間もこだわりの結晶です」と建築史家の須崎文代さんはいう。

 産業革命以降、手作業を機械装置に置き換える機械化の波が

食を通して土地を知る、 宿に備えた本格派キッチン。 MAYA

 例えば、旅先の市場に並ぶ、見たこともない色や形の地場野菜。「食べてみたい!」という衝動のまま、買って帰って、宿で調理ができたら  。料理好きの食いしん坊なら、そんな旅に憧れるはずだ。コテージや貸別荘ならそれもできるが、キッチンの性能には期待できない。鍋やフライパンなど調理器具は最低限。料理の映える皿や優雅なカトラリーがあることは稀だ。

 鎌倉の材木座に今年オープンした宿〈MAYA〉には、リビン

【コーヒーと軽食の名店】茅ヶ崎の小川売店に行くべき理由

“コーヒーと軽食”がコンセプトの〈小川売店〉の朝の店内では、地元客が昔ながらの喫茶店のようにモーニングを楽しむ。〈カフェ キツネ〉のバリスタだった店主、小川卓哉さんの淹れるブレンドコーヒーと妻の小雪さんが作る軽食はオープン2年目ながら茅ヶ崎の朝の名物になりつつある。ブレンドは〈27コーヒーロースターズ〉に依頼し、程よい酸味とスッキリさを求め、朝に合うよう作る。しかも店で出す軽食は、ブレンドに合うも

加水分解知らずのナイキ中毒。

一見同じモデルの色違いが並んでいるようにしか見えないかもしれないが、実はこれらはナイキ・ヴィンテージの中でもかなりのレアものばかり。エアが搭載される前、つまり70年代のナイキのランニングシューズを集めて20年以上になる兼近俊哉さんは、マニアの間でも知らない人がいないほど。好きが高じてナイキ創業者フィル・ナイトの自伝本『SHOE DOG』が映像化した際にもシューズや撮影場所を提供したという。鑑賞を目

“型”をつくること、後世に伝えること。 それが企業としての使命だと考えています┃重松 理 ユナイテッドアローズ名誉会長

日本に今のスーツスタイルを広めた立役者の名を挙げるとするならば、セレクトショップの存在は欠かせない。現在、ユナイテッドアローズの名誉会長を務める重松理さんは、1976年のビームス設立に携わり1号店の店長を任された人物だ。ビームスで研鑽を積み、89年に独立。そうして自ら立ち上げたのがユナイテッドアローズだ。
 当初セレクトショップとは、さまざまな輸入品だけを取り扱うものだった。それがいつの頃からか、