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安心感

造園家、齊藤家の1年。

天井の高い、半地下のリビングダイニング。背高の窓の外では、さまざまの木々が思い思いに枝葉を伸ばす。森の大木をくりぬいた中から外を眺めているような、不思議な安心感が訪れる。「昔からずっとここに住んでいたみたい。転居してすぐから、新築とは思えないほどしっくり落ち着きました」と、家主の齊藤太一さんが話す。
〈SOLSO FARM〉をはじめとする農場やショップを営み、造園家として活躍する齊藤さん。土地探し

大前粟生『私と鰐と妹の部屋』の私

名前:大前粟生『私と鰐と妹の部屋』の私

症状:名前って自分でつけたいよね。私も私の名前は私が決めたかった。そしたらさあ、アクマとかにする。ふふ。私の名前はアクマ。試験管から生まれたアクマです。

備考:右目からビームが出て止まらない妹、こっくりさんと暮らす、忍者の私などを描いた表題作含む不思議な手触りのショートショートが全53編。書肆侃侃房/1,300円。

【屈辱の町に香るバター茶】内モンゴルを味わうための語彙力とは。

 ドスの効いた怪しげなビル。「馬記 蒙古肉餅」はその五階にある。その店名からそこはかとなく漂う異国のマッサージを経由した性サービスの気配。いや、それはおのれの欲望の写し鏡か。マーキーモウコローピンと読むらしい。マーキーモウコローピン。読んだ端から覚えようという気持ちが冬の夜風に散っていく。

 それは高田馬場にあった。高田馬場には嫌な思い出しかない。大人計画を旗揚げした25、6歳の頃、この町のハン

世界で人気のフォレスター。それを支えるものとは?

1997年に登場し、初代から約20年を経て現在の5代目に至るフォレスター。クロスオーバーSUVの先駆的存在であり、欧米ではスバルを販売面で牽引する人気車です。実際、最大の市場である北米では全生産台数の63%がこのクルマでした。国内でも海外の評価や実績が実を結び、新型の受注は月販目標2,500台の5倍を記録する好スタートを切っています。スタイリングは先代のイメージが色濃く引き継がれているものの、より

Jeep Wrangler

11年ぶりにモデルチェンジを果たしたジープ ラングラー。詳しくない方だと、先代と新型で見た目の区別はつきにくいかもしれません。実際、スタイリングはキープコンセプト。伝統の丸目のライトや7つのスロットグリルも健在ですし、誰もが一目でジープと認識できる外観をしています。大きく刷新されたのはその中身。エンジンは2ℓ直列4気筒ターボと3.6ℓのV6の2種で、どちらも8速ATが採用されています。また、ドアを

「力の抜けたルックスで、 視覚的にもくつろげるんです」| 大野京子

生初のソファがセルジオ・ロドリゲスの「モーリ・ソファ」だという大野京子さん。

「ロンドンに住んでいた頃は、ブロックを積んだ上にクッションを敷き詰めてソファ代わりにしていたんです。気に入るものがなければ無理に買わなくていい。そう思っていたら、このソファに出会って。写真で見て一目惚れでした」

特徴は、木のフレームにレザークッションをだらりと掛けたようなゆる〜いデザイン。

「この力の抜けた感じがた

淡い連帯/喫茶店の守護神|平松洋子

 ほとんど毎日、住んでいる町のどこかの喫茶店に寄る。仕事の合間、休憩を兼ねて散歩に出るのが習慣なのだが、さて今日はどこに入ろうかと自分の気分を探りながら歩くのがまた楽しい。
「こんにちは」
「いらっしゃい」
 十年一日のごとく同じ挨拶だけれど、交わす一瞬の視線にぽっと灯りがともり、言外にお互いの元気を確かめ合う。でも、それ以上のことは何もない。マスターが淹れてくれる熱いコーヒーを相手に、ただぼんや

人の生活の基盤になっている、町の喫茶店。|カメントツ

 つい最近まで東中野に住んでいたので、町の喫茶店によく行っていました。東中野の喫茶店はお店とお客さんがいい距離感を保ちながら、店の環境を守っているところが最高なんです。特にこの〈ルーブル〉は、町に溶け込み、人々の生活の基盤になっている店。中に入ると、友達や親戚の家に遊びに来たようなワクワク感と安心感があります。甘いものが食べたくなると注文するセレナーデは、パフェを目指して作ったら、全く違う「セレナ

運動はした方がいいの?

齢40を越え、仕事に育児にますます頑張らなくてはと思うのですが、すぐ疲れてしまいモチベーションも低下気味です。周りの人からは運動や筋トレを勧められますが、運動とかする時間があったら映画を観たりしたいです。とはいえ、長く仕事していくためにはある程度の運動はやった方がいいのでしょうか。(イラストレーター/41歳/男)