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説得力

世界で活躍する日本人バーテンダーが考えたこれからのバーの形。

 バーの新時代到来を予感させる店が、今年6月、東京・渋谷に誕生した。オーナーは2006年ニューヨークへ渡り、12年に『バカルディ レガシー カクテルコンペティション』でアメリカ代表として世界一を獲得した後閑信吾さん。14年、上海にオープンしたバー〈Speak Low〉
は、『Asia's 5‌0 Best Bars』で3年連続トップ3に選出されている。日本が世界に誇るトップバーテンダー、満を持して

石塚元太良

 アラスカの海にカヤックで漕ぎ出し、数週間かけて撮影を行うなど、壮大なスケールで活動を行う石塚元太良さん。「お金とはうまく付き合えてません」と言うけれど、世界を飛び回って作品を発表するにはどうしたってお金がかかると思うわけで。
「言われてみれば確かに。年に2回はアラスカに長く滞在していますから、どうにかやりくりしているんでしょうね」と、まるで他人事。本当にお金に頓着しない人なのだろうか。
「子供っ

もの作りの土壌豊かな鹿児島で実現した、隅々まで手仕事が行き渡る暮らし。

 鹿児島市の繁華街から車で10分ほど。悠々たる桜島を望む高台に、国内外の飲食店で多くの器が使われる〈ONE KILN〉主宰、城戸雄介さんの自宅兼アトリエはある。周囲はごく普通の静かな住宅街で、陶磁器の窯にしては少し意外な立地。実はここ、城戸さんが生まれ育った実家のすぐそばだという。
「ここを見つけたのは偶然。住宅街の端っこで、片側が雑木林なので、もの作りをしていても周辺への迷惑が少ないのは決め手で

若木信吾

2006年、自身をモデルにした主人公と祖父との交流を描いた映画『星影のワルツ』で長編映画監督デビュー。その後も定期的に映画を撮り続け、現在までに3作品を世に送り出している写真家の若木信吾さん。そんな若木さんに、最近の映画事情について聞いてみた。
「これまでほとんど縁がなかったフィンランドに、ここ最近行く機会が増えたんです。行くとなれば、その国の文化を理解したいと思い、いろいろ調べますよね。文学作品

10代の青い憂鬱は、愛おしく、“カッコイイ”。

大人になって高校時代の写真を見返すと、当時のとんがったファッションになんとも言えない気恥ずかしさを覚えますよね。半尻カマした腰パンに踵を踏んだローファーで、肩とアゴで「だりぃ〜」って語るあの特有のフォルム。でも、あれって実はカッコよかったんじゃねーか? って思わせてくれるデザイナーがいる。KEISUKEYOSHIDAを手がける吉田圭佑さんだ。
 ジャージ、Vネックセーター、ダボパンと、高校生に欠か

起こり得る問題を、物語として提示し続けたい。|藤井太洋

 例えばジョージ・オーウェルの『1984』やレイ・ブラッドベリの『華氏451』が顕著ですが、もともとSF小説には、「現実にある問題を遠未来や思考上の場所に投影して描く」という役割がありました。作者の思索によって作られた世界の中に、読者が共感できる人物を置いて物語を動かすことで、「極端なシチュエーションに置かれた時、人はどのように振る舞えるのか」を読者に追体験してもらうのが、SF小説の一つの機能だと

社会との関係 建築は社会にどうコミットできるか。|成瀬・猪熊建築設計事務所

 不動産業界だけでなく、建築家の間でも手がける人が増えてきた「シェア」物件。この分野で一歩先んじた活動をしてきたのが成瀬・猪熊建築設計事務所だ。彼らがシェアについて考え始めたのは7、8年前。シェアという概念がまだあまり一般的でなかった頃だ。集合住宅を依頼されたが通常のプランでは収支が合わない。そこで当時話題になり始めていたシェアハウスとして事業収支を計算してもらったところ、ビジネスとしても成立する