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24日

読書家6人が“古典”に見つけた、道なき時代の標。

 都会の窓から見えるのは不動のコンクリートばかりで、だから揺れているものを見たくてしょっちゅう散歩に出かけた。時に娘と、たいていはひとりで。目黒川の水面におどる春の光、次々と吹き出す桜の青葉、それらを揺さぶるつよい風。手に入れた感覚の宝ものをなんとか言葉に残したくて、家に帰りあわててパソコンを開いた時にはもう、光も葉も風も静止している。この部屋で動くのは、ゴムまりみたいに弾む3歳の娘だけ。

「宝

【話題のアート】気鋭アーティスト5名による『楽観のテクニック展』が開催中!

 人間の力の及ばぬ問題や人間同士の問題、そこから発生する様々な情報や言説。多くに触れすぎて心が張り詰めてはいないだろうか。はたまた、細切れになった世界の狭間に落っこちて、分断を感じてはいないだろうか。常に静かな緊張感が求められる現代において、“楽観”という言葉は人々に何を連想させるのだろう。

 京都府天満町のアート宿泊施設〈BnA Alter Museum〉で、特別企画展『楽観のテクニック』が行

【 6月24日配信開始 】黒田卓也とYonYonが語る共演作と、新しいライブの在り方。

NYを拠点に活動するジャズトランペッターの黒田卓也が、新作『Fly Moon Die Soon』を発表する。これまでの作品では、セッションするミュージシャンへ作曲した譜面とデモを渡し、レコーディングの際には、アドリブも含め「ある程度任せた」セッションをしていたという。しかし、新作ではリズムトラックを自ら制作し、それを忠実に生演奏に差し替えた楽曲が中心。アフロビートからメロウなボーカルまで、多彩な曲

【6月24日開催】しりあがり寿が描く、ちょっと可笑しな葛飾北斎。

 6月24日から国立新美術館でスタートする『古典×現代2020─時空を超える日本のアート』展。江戸時代以前の美術と8人の現代作家の作品を対にして、日本美術の魅力を新たな視点から見つめてみようという試みだ。葛飾北斎の「冨嶽三十六景」に着想を得たパロディ作品として「ちょっと可笑しなほぼ三十六景」シリーズを制作した、ゆる〜くシュールな作風でお馴染みの漫画家、しりあがり寿さんに話を聞いた。