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井上 峻/変態を追い続けた男

念すべき100回を迎えた本連載ですが、区切りもいいため今回で最終回。ということで、ラストは変態を追い続けた著者自身が登場。2013年1月11日売り号から始まり、気づけば約6年。変態探しのため、新しい人と出会うたびに「変な趣味ありませんか? 変な知り合いいませんか?」という質問を、何人にしたんだろう……。出演者数の10倍以上はいるはず(1,000人以上!)。99人に取材してわかったことは、多くの変態

天才演出家・根本宗子が年末の本多劇場に降臨。

月刊「根本宗子」第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』で根本宗子が企てている事。
「今回の私の中のテーマは“言葉を超える何か”。これまでの芝居では、すべてを言葉で伝えてきたんです。台詞もたくさん書いて思いをすべて言葉にしてきたんですけど、現実にはいくら言っても伝わらないことがあるということも知っていて……。今回の舞台では、言葉じゃない部分で思いを語るシーンが出てくるんですが、そこで出演者が何を

映画の中で人が実際に成長していくということ。

 映画の中で激しく喧嘩したからといって、実際に2人が憎み合っているわけではないし、誰かが死んだからといって、実際にその命が失われているわけではない。フィクションの力というのは嘘の力であって、現実に依存した時点でそれはフィクションの力を失ってしまう。でも映画の中で人は実際に成長する。仮に10日間の撮影であったとしても、人は10日分の成長をする。だから時として映画は、実際の成長を演出的に取り込んで、フ

テーマ〈続々々・フェスティバル〉

宮沢 インドに行った人から聞いたんだけど、宗教儀式で、みんなで水に映る月を見て口を開けて待っているんだって。すると一滴ずつなんか薬のようなものを垂らしてくれるお祭りがあったらしい。
やつい それはもう、ドラッグ的なものというか(笑)。
宮沢 北海道にだって自生してる。
やつい 勝手に生えているから、それを焼く時にみんなトロンとしちゃうっていう話を聞きました。
宮沢 最高にいい仕事だね(笑)。
やつ

中国の急速な変化は何を生んだのか?

ジャ・ジャンクー監督の新作『罪の手ざわり』は、近年の中国で実際に起きた4つの事件を題材に、そこで罪を犯した人々の孤独や悲しみに迫る問題作。驚くのは、ドキュメントタッチの映像に定評のあったジャ監督が、今回大胆にバイオレンス描写を取り入れたことだろう。 ジャ・ジャンクーはどうして変わったのか? 共に1990年代半ばに監督デビューし、国際映画祭などを通じてアジアを牽引してきた是枝裕和監督と語った、暴力の

生放送かつ自由さゆえの ハプニングがラジオの魅力。

 ここ数年、自分が出演する立場にもなって実感するのは、ラジオの自由さ。テレビよりも規制のハードルが低く、発言の内容が語り手に任されている分、テレビでは言えないような過激な発言がバンバン飛び出すところが大好きなんですよ。最近、特にテレビが全体的に自粛傾向にある中、ラジオの柔軟性やライブ感がより際立っています。だからこそ、出演者同士の人間関係も見えやすく、ハプニングも起きやすいんですよね。
 例えば『