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近代化

スタジオジブリという奇跡。

宮崎駿監督は1984年、『風の谷のナウシカ』から本格的に長編製作を始め、翌85年にはスタジオジブリを設立した。日本の制作スタジオは主にTVアニメを制作してビジネスを回しているが、スタジオジブリはTVアニメを制作せず、ハイリスクな映画製作を中心に据えたところに大きな特徴がある。
 
ジブリ初の大ヒットは89(平成元)年に公開された『魔女の宅急便』。日本テレビが宣伝に参画し、これまであまりリーチしてい

世界初のブータン人監督が描いたブータンのリアルな姿。

──養老先生は20年以上前から何度もブータンを旅されているそうですが、この映画をどう観られましたか?
養老孟司 最初の印象としては、すごくブータンらしい映画だと思いました。ブータンというと、ヒマラヤの風景や景色、シャクナゲの花が多いというイメージなんだけど、それはあまり撮ってない。むしろ人にフォーカスをして、彼らの日常生活に寄り添っている。
アルム・バッタライ ありがとうございます。とても嬉しいで

公園選定委員会が選んだ、いま行くべき公園は?

五十嵐太郎 今回、いま行くべき公園を選ぶにあたり、まずは公園の定義を決めておきましょうか。
石川初 法律で定められた公園に限定するのか? 緑地や広場など公園のように使える場所を含むのか?
五十嵐 広い意味での公園的な場所を対象とする方が面白いですよね。
石川・大西麻貴 そうしましょう!
五十嵐 最近、園内にカフェのある公園が増えたと思うんですが、都市公園法の改正が影響していますか?
石川 カフェな

土木のデザインから生きるための技術を知る。

「注目されるのは自然災害の時ばかり」というのは"土木"が背負った悲しい宿命だ。我々の生活に不可欠であるからこそ、そこに向けられる視線は厳しい。そんな日常の中では目を向けられてこなかった土木というテーマにデザインの視点から光を当てた『土木展』が開催される。

 展覧会のイントロダクションでは日本の名土木を土木写真の第一人者・西山芳一氏の写真群を用いてマッピング。映像・ドローイングと共に土木の美しき

野性の身体性を揺さぶる、いにしえのアジアの響き。

 日本初の劇場専属カンパニーとして設立10周年を迎えたNoism。その記念公演『カルメン』で、金森穣の構成・演出の力に改めて舌を巻いた。舞踊家たちの鍛え抜かれた肉体を媒介に表現されるその身体言語のボキャブラリーに底知れない可能性を感じたのだ。
「劇的舞踊と呼んでいる物語性の強い作品では、制約でがんじがらめの中、むしろあらゆるツールを総動員して盛り込んでいます。一つ作ると自己否定したくなり、もっとい

白虎面

 近代化の波とともに次第に消えゆく玩具たちの写生画を数多く残した絵師・川崎巨泉。大阪・堺出身の彼は、浮世絵師として活動したのち、新聞広告の図案や風俗絵を描いていましたが、明治30年代中頃から玩具の収集と写生に目覚め、「おもちゃ画家」となった人物です。以前、本誌特集でも作品の一部をご紹介しましたが、その画は、様々なアングルからの描写に加え、細かなディテールカットまで丹念に描かれており、さらには、画の

Jeep Grand Cherokee

 チェロキーといえば、近年最もポピュラーなアメ車の一つ。その中でも豪華仕様で上位機種がグランドチェロキーです。今回、2014年モデルではお化粧直しを敢行、フロント回りのデザインを一新。また、8速ATや省燃費のエンジンを採用し野山が主戦場たるジープブランドとはいえ、きっちり近代化も果たしています。V6エンジンがメインですが、V8エンジンの用意もあり、いわゆるアメ車の醍醐味を盛り込むことも忘れてはいま