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参加者

新宿から世界を見つめる俳人・北大路翼さんの夜の城。

ここは僕の秘密基地です。会田誠さんが〈芸術公民館〉という名前で立ち上げたアートサロンを数年前に引き継いで今の形になりました。僕と石丸元章さんの2人で始めた句会にだんだん人が集まってきて、いつの間にか「屍派」を名乗るようになり、今ではこの場所で月に1度、定例句会を開催しています。基本的に全員初心者だけど、僕はただ紙とペンを渡すだけ。みんな見よう見まねで詠み始めて、一緒に遊んでいるうちにルールを覚えて

TABF好きが次に狙うは、アジアのアートブックフェア!

 アートブックに特化した祭典『東京アートブックフェア』(以下TABF)が7月中旬に開催された。「表現の自由を!」と叫ばんばかりに、ZINEという場を謳歌する作家は年々増加し入場規制がかかるほど。しかし盛り上がりは日本だけではない! 上海、台湾、タイ、シンガポールなどアジアの至る地域でアートブックフェアが開催されている。

 初めて訪れるなら、ソウルで開催されるアートブックフェア『UNLIMITED

進化し続けるシューズテクノロジーのいま。

複雑な形状の立体物を短時間、低コストで作製できることから、医療や建築、工業の現場で、主に試作品を作るために活用されてきた3Dプリント技術。プリントに使われる樹脂の耐久性や強度が製品として使うレベルまで達したことから、3Dプリンターでミッドソールを作ったシューズが登場し始めた。
 
ニューバランスはいずれも極小ロットながら、2016年に「ザンテ ジェネレート」、2017年に「MS066」という3Dプ

メルカリが変えた “モノを所有する概念”

メルカリは「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」ことを目的に、2013年に創業した。フリマサイトではヤフオクやモバオクが先行していたが、スマートフォン経由のフリマアプリというビジネスモデルを選択。売買にまつわる煩雑な作業を簡略化し、気軽に出品・購入できるようにした。当初は20〜30代の女性が中心だったが、その使いやすさが知れ渡るにつれ、40〜50代の男性やシニア世代も参入。裾野が

お金のいらない時代が やってくるとしたら。| 伊藤直樹×山口揚平

僕たちの会社ではデジタルを使って人の体験をデザインします。「未来の体験を社会にインストールする」ことが社是なんです。シェアリングエコノミー(*1)が進む世の中でモノや情報をやりとりするとき、分散型でそれぞれ台帳管理ができて、セキュリティを保ちながらP2P(*2)通信が可能なブロックチェーンは革命的だと思いました。社会で動かすものを実際につくるという意味で、自分たちでゼロからビジネスモデルを考え、デ

徳川ミュージアム館長が語る 新しい関係を育てた、ファンとミュージアム。

関東大震災の時に被災した刀剣は、それまで簡素な木の箱に納めて、収蔵庫に保管していました。被災刀剣でも、二代光圀公所用の《太刀 銘 國宗》のように、水戸黄門のお話で名前が知られた刀以外、ほとんど展示は行っていません。《刀 燭台切光忠》(以下《燭台切光忠》)が現存することはもちろん知っていたし、研究者の方にお見せすることはありましたが、それを展示する対象として考えたことはありませんでした。
 
そんな

本物の楽曲に本気のラップ!ヒプノシスマイク

平成のアニメ周辺カルチャーを語るにあたって、キャラクターコンテンツを無視することはできない。今、最も注目を集めている作品の一つが『ヒプノシスマイク』だ。2017年にスタートしたこのプロジェクトは、男性声優12人がキャラクターに扮し、楽曲やMCバトルを収録したCDをリリースするというもの。
 
作品の舞台となるのは、H歴という架空の時代。武力による戦争は根絶され、代わりに「ヒプノシスマイク」という特

あらゆる「分断」から、人々を解き放つための場として。

森美術館が日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会シリーズとして、2004年より開催してきた『六本木クロッシング』。6回目となる今回は「つないでみる」をテーマに掲げる。
 
インターネット中心の社会がもたらすディスコミュニケーションや差別など、様々な問題が顕在化する今日。価値観の多様性が認められるようになった一方で、SNSなどの存在が、意見や認識の同調を助長していることも事実だ。本展では

ハゲと猛暑。

 今年の夏の猛暑については、連日のニュースが「命に関わる」と報じている。特に、お年寄りやお子さん、外でのスポーツなどのイベントの参加者、そして被災者やボランティアの方々。そのほかの人にとってももちろん、確かに、体温を超える暑さには、十分注意をしてほしい。だが、ニュースよ、世間よ、ハゲの人たちの苦悩を直視してますか? 高校球児や被災地のボランティアの方々は、自分の強い意志で猛暑と闘っているから、大変

Renault Kangoo

 誕生から今年で20周年を迎えたルノーのカングー。先頃記念限定車を発売、知る人ぞ知る名車であり、本国フランスでは働くクルマの代名詞です。日本ではお洒落な実用車として知名度も高く国内販売の屋台骨を支える存在です。ではクルマそのものとしてはどうか? 正直、居住性や積載性、そして運動性能は至って凡庸です。何かが抜きんでているわけではありません。ただ、一般的なものさしでは測れない特別な魅力があるのは確かで