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直木賞

人生で同じ時は二度と来ないと教えてくれる、ロイホのパフェ。|浅井リョウ

 そもそもファミレスが好きで、〈ロイヤルホスト〉には税理士も驚くほど通っています。ゆっくり楽しんでほしいから店内に時計を付けない。広告費を使わず、いい食材にお金をかける精神にもグッときますね。僕はいい意味でマーケティングしない商品が好き。秋に合わせてハロウィンソングを出すより、季節関係なくファンクとか出しちゃうハロプロが好きな理由もそれ。他チェーンがこぞってキノコのパスタを出す時期に、なぜかバスク

井上ひさし『手鎖心中』の栄次郎

名前:井上ひさし『手鎖心中』のの栄次郎

病状:(略)しかし、せっかく、……勘当される。婿に入る。女に狂う  と順に来たんだ。追い出されるところまで行ってみようじゃないか」と、おれはいった。

備考:絵草紙の作者として名を上げたいが才はない。栄次郎は、自ら勘当や手鎖の刑を受けて、茶番によって一旗揚げることを企てる。直木賞受賞作。文春文庫/590円。

島田雅彦

「人間は主として2種類に分けられます。効率的にお金を稼ぐ人と“新しいお金”を作ってしまう人。前者はビジネスマンと呼ばれ、後者はアーティストと呼ばれますが、私の父はお金を稼ぐのがへたで、自分もそうになるに決まっていると幼い頃から思ってきました。というわけで、貨幣経済とグレた付き合い方をすべくアーティストになったわけです」
 そう語るのは、小説家の島田雅彦さんだ。実際、2010年に刊行された著書『悪貨