衣裳や白粉をつけず、自分自身を素材にして踊る、素踊りの魅力。 派に所属しない舞踊家として、歌舞伎舞踊の振付に携わるなど、独自の活動を続けている谷口裕和。自主公演『第六回 谷口裕和の会』では、衣裳や白粉をつけず、紋付き袴の「素踊り」で、日本舞踊の面白みが堪能できる演目を披露する。今回出演する尾上右近と彼が話す、素踊りの魅力について。