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茨城県

釈迦から妖怪まで。

怖い妖しい美しい。異界の住人には、ただならぬ引力がある。釈迦や妖怪という、たぶん見たことのないものを描く際に、画家は先達の絵巻や仏画を参照し、想像力フル稼働で勝負した。だからアクも強いし圧も強い。見る者をひきずり込む強烈な魅力を放ちながら、「この人についていっちゃダメ」感も醸し出す。小川芋銭のほのぼのとした生き物は、よく見れば際どい容貌だし、人間の暗部という異界に生きるデロリな、つまり奇妙で濃密で

JULES VERNE COFFEE (東京/高円寺)

茨城県つくばから、築50年のJR社宅をリノベーションした〈高円寺アパートメント〉に2017年8月移転オープン。小山彰一さんと亜希子さん夫婦で切り盛りし、小山さんは『ローストマスターズチャンピオンシップ』などで団体優勝した経験を持つ。シングルオリジンも取り扱うが、シグネチャーはブレンドの「月世界旅行記」。キレの良さもさることながら、深煎りとは思えないフルーティさが際立つ。豆を購入すると、コーヒー1杯

洋食・ワイン フリッツ

 かつて洋食の名店〈旬香亭〉の揚げ物専門店として人気を集めた赤坂の〈フリッツ〉。その閉店から4年を経て、昨年5月に元調理スタッフだった田苗見賢太さんによって、店名もそのままにオープン。当然、メニューに並ぶのは、〈フリッツ〉仕込みの料理だ。昔からのファンをさらに喜ばせたのが、「オープン直後はオペレーションが未熟だったから」との理由で封印していた「ロースとんかつ」の開始。茨城県産美明豚を、高温の油と、

伝統的な手法で、型破りな作品を作り続ける。|齋藤敏寿

 様々な形をした複数の陶のパーツと鉄のパーツを組み立て、抽象的で巨大な陶芸作品を作り出す。今回のコンセプトは“アーキタイプ=元型”。「人間が持つDNAや原子、分子やその先にある物事の根元の形とは何かというイメージです。不定形で一見“ナニコレ⁉”と思われる僕の作品ですが、実は作陶工程を正確に踏んでいかないと出来上がらない形。僕って実はすごく伝統的な陶芸家なんじゃないかな(笑)」。抽象的な形だが、何か

パンを焼くために買った素焼きの土器、焙烙。|日野明子

 これ、土器なんです。焙烙と呼ばれる素焼きの煎り鍋で、作っているのは茨城県真壁町にある横田製陶所の横田安さん。自ら田んぼの土を掘ってロクロで形成、薪窯で焼く、という昔ながらの手法で作られています。3年ほど前にその存在を知り、作家を訪問。この焙烙を見た時から、パン焼きに最適! と思い購入しました。
 いつも食べているドーム型のライ麦パンを2切れのせ、弱火でじわりじわりと焼きます。5分くらいかかるけれ

監督からミュージシャンへ転身⁉ 映画界を走り続けた園子温が20歳の自分へ原点回帰。

映画監督の園子温がバンドデビューするというニュースが流れ、世間を少し騒がせている。対バンを申し込んだのはシンガーソングライターの石崎ひゅーい。2人の出会いは昨年。園が手がけたドラマ、『みんな!エスパーだよ!』のエンディング曲を石崎が書き下ろしたことから始まった。ライブでお披露目となる園のバンド〈レボリューションQ〉は、20
15年公開の『ラブ&ピース』に出演するバンドのようだが、映画のストーリーは