井上ひさし『手鎖心中』の栄次郎 名前:井上ひさし『手鎖心中』のの栄次郎病状:(略)しかし、せっかく、……勘当される。婿に入る。女に狂う と順に来たんだ。追い出されるところまで行ってみようじゃないか」と、おれはいった。備考:絵草紙の作者として名を上げたいが才はない。栄次郎は、自ら勘当や手鎖の刑を受けて、茶番によって一旗揚げることを企てる。直木賞受賞作。文春文庫/590円。