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上出遼平と圡方宏史、ドキュメンタリーの名手が語る、究極のリアリティとは。

元少年兵、カルト教団、ギャングやマフィアの生活を追い、その食に迫る『ハイパーハードボイルドグルメリポート』。テレビ東京のディレクター・上出遼平さんは、自ら危険な場所に足を踏み入れ、彼らの姿をありのまま伝えた。一方、東海テレビの圡方宏史さんは、映画『さよならテレビ』で自らの職場であるテレビ局の報道部を撮った。2人の作品に共通するのは圧倒的なリアリティ。核心に迫るドキュメンタリー作品で観る人の価値観を

ラップと演劇が融合した名演を。|佐久間宣行 → アイナ・ジ・エンド

 佐久間です。BiSHの曲はよく聴いていて、パフォーマーとしてはもちろん、振り付けや作詞作曲を手がけるアイナさんは、クリエイターとしてクレバーな人だと視聴者目線で好きでした。まだお会いしたことはないので、勝手なイメージで選んだんですが、劇団ままごとの演劇『わが星』なんてどうでしょう? 星の一生と人の一生を重ね描いた90分の芝居で、終始□□□の三浦康嗣さんが手がける時報のトラックが、ラップを乗せて展

安易な共感や参加者を省いたSuchmosのすごみ。

今、小学3年生の息子がサッカーに没頭しています。息子の試合を応援するうちに自分も改めてサッカーにどハマりしてしまいました。ちなみに僕はサッカー部出身。強豪チームに所属し、補欠ですが中学2年生の時には全国大会も経験、その頃からデータ分析が好きで。今回の「W杯」も全試合ノートを記録しながら観続けました。繰り返し聴いたのがNHKのテーマ曲、Suchmosの「VOLT−AGE」。正直、最初は日本のテレビ・

自らを表現する新たなフィールドとの出会い。

 ハリウッド映画がつまらなくなったと感じているなら、それはたぶん、気のせいじゃない。最近のメジャースタジオは、続編やスピンオフで長年にわたり利益を生み出し続けるフランチャイズ映画に重点を置いてしまっている。これらの企画は莫大な収益をもたらす現代の金鉱だが、なにしろコストがかかる。スタジオは年間製作本数を減らしてリスクを回避しているため、中規模の野心作がなかなか実現しづらいのだ。
 若者向けのアメコ