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歴史的

“死”とは何か? “現実”とは何か? 鬼才アルベール・セラ監督に渋谷慶一郎が問う。

ヴェルサイユ宮殿の豪華な建物の中で、きらびやかな衣装に包まれ優雅な生活を送っている人にも、“死”は等しく訪れる。映画『ルイ14世の死』は、現代にも通ずる死の問題を、壮大なフィクションで描き出す。「いろいろな意味ですごい映画!」と称賛をした音楽家の渋谷慶一郎さんが、アルベール・セラ監督の映画作りと思想を直撃した。

渋谷慶一郎 監督のことは予備知識がまったくなく映画観賞後に最初に思

腕時計の時代を開いた歴史的名作を腕に誇る。

 フランスを代表する高級ジュエラーである〈カルティエ〉は、時計でも《タンク》をはじめ、数々の名作を持つ。今年、久しぶりにフルラインナップで復帰を果たした《サントス ドゥ カルティエ》も、時計史におけるマイルストーンだ。その誕生は、1904年。3代目ルイ・カルティエの友人である飛行家アルベルト・サントス=デュモンからの「飛行機を操縦中でも時刻が読める時計を」との要望が、開発のきっかけだった。当時はま

島田雅彦

「人間は主として2種類に分けられます。効率的にお金を稼ぐ人と“新しいお金”を作ってしまう人。前者はビジネスマンと呼ばれ、後者はアーティストと呼ばれますが、私の父はお金を稼ぐのがへたで、自分もそうになるに決まっていると幼い頃から思ってきました。というわけで、貨幣経済とグレた付き合い方をすべくアーティストになったわけです」
 そう語るのは、小説家の島田雅彦さんだ。実際、2010年に刊行された著書『悪貨

しいたけさんに、8つの質問。

A.これ、女性に関して言えば美しい人の定義って「写真や映像で見たときにすごく大きく見える人」です。ほら、たとえばスターとかタレントさんって写真で見るのと実物で見るのって違ったりします。実物を見たときに「あれ、意外と大きくない」と一瞬そういう感想を持つのですが、いざその人がなんらかのパフォーマンスをやったときに圧倒される。そういうオーラを持っている人だと思います。
 最近僕が体験した世界では、今年の

のろま人形

新潟県の佐渡では、金山で賑わっていた江戸中期頃より、人形芝居が盛んに行われていました。「文弥人形」「説経人形」「のろま人形」の3つの人形芝居があり、これらはいずれも国の重要無形民俗文化財に指定されています。中でも、のろま人形は、古い佐渡の方言による軽妙な掛け合いが魅力の喜劇で、民衆の娯楽として大変な人気を集めたそうです。
 登場人物は、正直者だけどもまぬけな木の助、お人好しの下の長者、男好きのお花

佐野仁美┃広い自宅で日本の若手作家をプレゼン。

港区のマンションの最上階に位置する約170平米の住まい。部屋ごとに異なるコンセプトで飾られた作品には、美術館さながらにキャプションをつけている。先日開いたホームパーティには40人以上のコレクターやアート関係者が訪れた。「展示する場所が欲しかったんです。より多くの方と日本の若手作家の良さを共有したくて」。コレクションには伊藤彩や小牟田悠介といった若手のものから、もの派の菅木志雄、世界的に注目されてい