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空気感

“日常系”という癒やし。

”日常系”と呼ばれるジャンルがある。明確な定義があるわけではないが、「女子高生などが複数人登場する」「彼女たちの日常生活を描く」「それぞれのキャラクター性を生かした軽いギャグが入る」といった共通点がある作品の総称だ。こうした傾向の作品は2000年頃からあったが、ジャンルとして広く認識されるようになったのはここ10年強のことだ。作品の多くは4コマ漫画が原作で、キャラクターの魅力を前面に押し出した作風

日本絵画は家具だった。

信長や秀吉ら天下人の注文に応えてゴージャスな桃山インテリアを制作したのは、日本画壇最強の絵師集団・狩野派。平安時代に生まれた優美でカラフルなやまと絵と、大胆な水墨画を融合させ、豪壮な画風を打ち立てた。ライバルは長谷川等伯率いる長谷川一門。両者とも、金箔地に濃彩を施した金碧障壁画と水墨の障壁画を描き分け、特に金碧障壁画は権力アピールの舞台装置として利用された。
 
一方、日本美術のアイコン的屛風を多

令嬢、マドンナ、豊満美人。 女たちの美的競演。

性像には、画家たちの理想が詰まっている。俺/私こんな人が好きなんですよという、いわば自己紹介だ。だから、顔の造作やプロポーションはもちろんだが、色気と品のバランスや醸し出す雰囲気、ファッションセンスを見て、なるほど……と想像すると楽しい。例えば、「とろけるような、又、豊かな自然と、豊満な感じの女とがあらわれてさえいれば、私の要求は満たされたのです」という言葉が、どの女性を描いた画家のものかは一目瞭

是枝監督総合監修、日本社会の問題点を見つめたオムニバス映画が公開。

香港で社会現象となったオムニバス映画『十年』。10年後の香港を舞台に自国が抱える問題点を取り上げた作品は、中国では国営メディアに批判され上映禁止になるほどの話題を呼んだ。新たに日本、タイ、台湾の国際共同プロジェクトが始動。日本版のエグゼクティブ・プロデューサーには是枝裕和監督を迎え、10年後の日本を舞台に多様な問題意識を出発点に5人の映画監督が創作した。その一人、『美しい国』石川慶監督に話を伺った

DAY1:お薦めの コインロッカー。

かつて。街の中心には聖堂がすえられ、秩序の光は祈りの場から発していた。現代といえば、駅に銀行にショッピングモールと、効率よく暮らすことが何よりも優先された配置となっている。だから、ともすれば生産サイクルから振るい落とされてしまいがちな秘めやかな教会や、風土が生んだ美術家、建築家の作品なんかが暮らしの中へ自然に紛れ込む札幌は貴重な街だ。歩くもよし。地下鉄もよし。トラムもよし。疲れたなと足を止めれば、

もっと知りたい、ミッドセンチュリーデザイン。

デザイナーたちの活躍の背景には、戦争をはじめとする社会環境と、歴史の流れがあった。名作の誕生は、時代の必然でもあったに違いない。

1950年代前後のアメリカは、デザインを取り巻く環境に独特のものがあった。中でも重要なのは、45年に終結した第二次世界大戦だろう。戦勝国か敗戦国かにかかわらず、この戦争は世界中の国々に絶大なダメージをもたらした。しかし数少ない例外として、戦後すぐに勢いを回復したのが、

スタースタッズ10周年。日本限定のカプセルコレクションが登場!

 ジミー チュウのアイコンとして知られる星の形をしたスタッズ、通称スタースタッズが、今年でデビュー10周年。これを記念した日本限定のカプセルコレクションが発売され、寺田倉庫でお披露目パーティが開催されました。
 シューズ、バッグ、ウォレット、キーホルダーなどからなるカプセルコレクションは、基本的に6色のスタースタッズと4色のクリスタルスターがあしらわれた10周年にふさわしい特別なもの。東京の街並み

世界初のブータン人監督が描いたブータンのリアルな姿。

──養老先生は20年以上前から何度もブータンを旅されているそうですが、この映画をどう観られましたか?
養老孟司 最初の印象としては、すごくブータンらしい映画だと思いました。ブータンというと、ヒマラヤの風景や景色、シャクナゲの花が多いというイメージなんだけど、それはあまり撮ってない。むしろ人にフォーカスをして、彼らの日常生活に寄り添っている。
アルム・バッタライ ありがとうございます。とても嬉しいで

ヘアスタイリング剤選びとその考え方。

 髪を切った日は決まっていても、自分ではスタイリングできないというのはよく聞く話。なんだかイメージ通りにならないのも、髪形に合うスタイリング剤を選べてないからでは? ということで、祐天寺のヘアサロン〈Guru's Cut&Stand〉代表の久保勝也さんにスタイリング剤選びのコツを聞いた。
「今どきの髪形を考えれば、グリース、ワックス、オイルの3つの中から選ぶといいと思います。まず、頭皮に撫でつける