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太平洋

水木しげるの未発表原画21枚が、ついに書籍化!

 2015年11月30日、日本を代表する漫画家である水木しげるが、93歳でこの世を去った。小さい頃、お化けや妖怪、地獄の話をしてくれたお手伝いのおばあさんの影響で、妖怪の世界に興味を持った。爆撃で左腕を失った太平洋戦争時、水木はその壮絶な日々の中で妖怪を見たと話し、のちの漫画人生で妖怪を主に描いていくこととなる。58年に『ロケットマン』で漫画家デビューした後、『ゲゲゲの鬼太郎』や『河童の三平』『悪

観たくても観られない。 そんな時代を生きてきた。| 大林宣彦 (映画監督)

あんな人物の映画は観たくないと思っても、観ればその人を深く理解できるので、積極的に観るようにしている。だから「観てない映画は?」と聞かれても、思い当たるものがない。そう話す大林宣彦監督には、しかし観たいと思っても映画を観ることのできない時期があった。
「戦後、被占領期は映画を観られませんでしたからね、GHQ(連合国軍総司令部)が観せてくれるもの以外は。GHQ最高司令官のマッカーサーが、日本人にアメ

朝日溫泉

太平洋に浮かぶ火山島、綠島は紺碧の海と珊瑚礁、熱帯雨林の多彩な緑に包まれた360度絶景の孤高の島。島内の交通手段は断然バイクがおすすめ。爽快な風を全身で感じながら二輪車を走らせれば1時間ほどで島を一周できる。港周辺の南寮村は島内唯一の賑わいエリアで珊瑚礁が続く穏やかな海岸線はシュノーケリング&ダイビングスポット。島北部にはかつてこの島が流刑地であった歴史を伝える遺跡も残され、荒波に削られた火山地質

太魯閣國家公園

 台湾でダイナミックな自然を感じるなら、太魯閣に行くのがいいだろう。東は太平洋、西は雪山山脈に接する〈太魯閣國家公園〉は台湾百岳に名を連ねる27座をはじめ、太魯閣峡谷、清水断崖と呼ばれる断層海岸など見どころが多い。
 ハイライトは太魯閣峡谷だ。台湾の中央部を東西に横断する唯一の道路、中部横貫公路(中横公路)の東の入口から、天祥までの約20㎞に及ぶ大峡谷は、立霧渓の浸食と、地殻変動の影響による隆起で

毎朝の、市場通いから生まれる洋菓子。|近江屋洋菓子店

 抑制というのだろうか。〈近江屋洋菓子店〉には何一つ、はしゃいだところがない。チェリーウッドの壁には絵画も掛けず、高い天井には、シャンデリアでなく花びら形の蛍光灯。昔の精肉店と同じショーケースに並ぶのは、ホイップしたてのクリームとふっくらしたイチゴを重ねたサンドショートや、シャインマスカットがこぼれ落ちそうなタルトだ。上等な素材を使い、素材以上を飾らない。日々質実を守るという在り方が、店の佇まいか

祝100回。夏の甲子園、ヒット商品といえば?

 今年、夏の甲子園は第100回大会を迎える。でも、1915年に始まっているので、100年目ってわけではありません。太平洋戦争で中止になっていたりするので。
 夏の甲子園には数々の「売れ筋商品」があるわけですが、私が毎回買うのは「かちわり」。でも、最初に買った時はあまりのシンプルさに驚いた。ビニール袋に氷が入っているだけの商品だったからだ。ただし、単純だがデュアル機能を持っている。まずは、首筋を冷や

少ない壁面スペースを縦横無尽に遊ぶ。

 千葉県、房総半島の東部に位置するいすみ市で半自給自足生活を送る陶芸家の浜名一憲さん。20年ほど前に住み始めた自宅兼工房は、眼下に太平洋を望む、高台に建てられた一軒家だ。
 浜名さんの自宅の壁を一言で譬えるならば「カオス」。弥生時代の土器から江戸時代の道具、アウトサイダーアートや現代アート、子供の絵や習字まで、壁にはさまざまなものが置かれ、貼られ、飾られている。とはいえ、海辺に立つ家の壁面はテラス