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好奇心

[11月1日公開] 仏映画界の巨匠ニコラ・フィリベールの新作『人生、ただいま修行中』

『パリ・ルーヴル美術館の秘密』『ぼくの好きな先生』など、世界中で多くの観客に知られるドキュメンタリー映画監督ニコラ・フィリベールさん。1997年のカンヌ映画祭では審査員を務め、河瀨直美さんの作品にいたく感動したという。フィリベール監督の新作について語る2人の言葉には共通点がいくつもあった。

私なりの観たい理由があるから。| のん

映画『おちをつけなんせ』で監督デビューしたのんさん。監督だけでなく、脚本・衣装・編集・音楽など映画作りに関わるすべてを自身で担当。好奇心旺盛にさまざまな表現に飛び込んでいく。そんな彼女が映画を「いま観る理由」とは?

いまいちばん気になるのは『スパイダーマン』の次作。トム・ホランドが演じるスパイダーマンがお気に入りなんです。もともと『アベンジャーズ』シリーズが好きで、ロバート・ダウニー・Jr.のア

栄のど真ん中で1周200mの 空中散歩をのんびり楽しむ。

名古屋のシンボルタワー、名古屋テレビ塔に隣接する〈オアシス21〉は、水をたたえるガラスの大屋根と芝生広場、地下のイベント広場、ショップが一体となった「自然の風と光を取り入れる」がコンセプトの都市公園だ。なかでも、ガラス屋根の上面に薄いベールのように水が流れ、無数の光の波紋を描き出す〈オアシス21 水の宇宙船〉にはぜひ上ってみてほしい。広い青空の下、噴水の水の動きを目で追いながらのんびりと空中散歩し

佐助の花鋏。

仁徳天皇陵の造営にあたり、堺には多くの労働者が集められ、彼らが使う鋤や鍬を作るための鍛冶職人も集まった。戦国の世には、刀や火縄銃などを作る一大生産地となり、大きな影響力を持つようになる。江戸時代になるとたばこの葉を刻むためのたばこ包丁が盛んに作られるようになり、幕府はこれに「堺極印」を付して専売としたため、堺は全国に刃物の街として知られるようになった。佐は、そんな堺で火縄銃作りを行う工房として始ま

ブルーノ・ムナーリの花教室。

花を楽しむのに、花瓶なんて必要あるでしょうか?

ブルーノ・ムナーリっていったいどんな人? 20世紀のイタリアを代表する工業デザイナーで画家で絵本作家。発明家でも文筆家でもあり、モダンな家具や子供のオモチャを作るのが大得意。
 
そんなムナーリ先生が大の花好きだったことは、意外と知られていないかも? 実は1973年に『UN FIORE CON AMORE(英題:A FLOWER WITH LOVE

ジョン・ガリアーノとの対話。

服作りの本質的な価値は創造性にあります。メゾン マルジェラでは、「アーティザナル」のアトリエで発展させたアイデアを、プレタポルテをはじめほかのすべてのコレクションに解釈していくという、ピラミッド型の構造で仕事を進めています。「アーティザナル」の服は、常にクラフツマンシップに根ざしてきましたが、私は、クチュリエのハサミほど大胆不敵なものはないと思っています。おそらくはそれが、服の真の価値なのではない

ナイキが外部クリエイターと 積極的にコラボする理由。

スポーツ用品ブランドとして世界一の売上高を誇るナイキ。その存在感はスニーカーシーンでも圧倒的だ。とりわけ近年のナイキは、ファッションやアートの分野で活躍する外部のデザイナーやアーティストと積極的にコラボレーションを展開。その相手は、オフ−ホワイトのヴァージル・アブロー、アクロニウムのエロルソン・ヒュー、サカイの阿部千登勢、アンダーカバーの高橋盾など、いずれも業界を代表するトップクリエイターばかり。

アマ・ダブラム紀行。

いったいこんなところで何をしているのだろう。足を止めるとそんな事ばかり考えてしまう。標高6500m、全てが凍る極寒の世界。真っ暗な闇の中、僕は命さえ落としかねない垂直の氷壁に必死でしがみついていた。極端に薄くなった空気が肺を握り潰し、ほとんど呼吸が出来ない。上を見上げると氷の壁はどこまでも続き、その先は暗闇に消えている。それでも、その向こう側に必ずある頂を目指し、ヘッドライトの光を頼りに弱々しい足

奇想の前提

表現というのはある条件が揃うと「奇想化」しがちです。ある時代、あるエリアで、足並み揃えて。それはかなり高い確率で起こります。「奇想化」には別の名前の仲間がいろいろいます。代表格は海の向こうの美術の親戚筋ーーもともと〈歪んだ真珠〉というネガティブな意味の「バロック化」。あとはルネッサンス直後のイタリアに現れた「マニエリスム化」。「ロココ化」も女々しさに偏りすぎだけど、まあ仲間かな。さらに僕なんかは美

国民的絵画、降臨。

浮世とは当世のこと。今、この世で味わえる娯楽と享楽を描いた浮世絵は、自由で粋な元禄の空気を映す国民的エンターテインメントだ。原点は風俗画。初期は菱川師宣らの肉筆画や墨一色の摺り物がメインだったが、多色摺り木版の技術革新によって一気に大衆化。歌舞伎スターの役者絵や美人画は装いの流行発信源になり、歌川国芳が描く幕府批判の風刺画は庶民の喝采を浴びた。浮世絵が、上質なポップミュージックのように愛されている