
吉祥寺


『Roundabout & OUTBOUND』日用品の目利き、小林和人が選び抜いた現代の工芸の逸品たち。
釉薬を使わず、陶器よりも低温で焼かれる土器は焼き物の原点。土そのものの質感や焼成の炎の痕跡が愛おしい。熊谷幸治は普段使いの食器や調理器具も手がける山梨県在住の土器作家。高さ約15㎝の花器8,000円。

【ブラザーフッド】nou/Osteria Tre Pazzi

TOKYOメイドの日用品。
江戸の頃から東京は職人の街。今でも下町を中心に手仕事の技術を踏襲したモノ作りの伝統が生きている。使い勝手を考えたシンプルなデザインが東京生まれの日用品の特徴だ。審美眼に長けた選者2人による逸品図鑑。
『選んだ人』
日野明子 ●クラフトバイヤー
大谷優依 ●インテリアスタイリスト

吉祥寺 自家製スパゲティー専門店〈多夢羅〉の 「からし明太子」
京王井の頭線・吉祥寺駅の高架下に、デートでよく行ったスパゲティー屋さんがあった。自家製スパゲティー専門店〈多夢羅〉は、今っぽい感じではなく、昭和の感覚で言う、お洒落感。彼女と行くと、必ず違うものを2種類頼んで分け分け。マストで頼んでいたのが「からし明太子」。極太でモチモチ、しかしアルデンテっぽいシコシコ感もある自家製麺が絶品。その存在感に負けぬよう、生のからし明太子がたっぷり絡んでいた。添えてあ

【6月5日公開予定】気鋭のカメラマン・今村圭佑と俳優・菅田将暉の往復書簡。|『燕 Yan』

飲み屋が連なる横丁の タコス店で朝から間借り営業。『andoh coffee』●東京/吉祥寺
吉祥寺出身の安藤久雄さんは、コーヒースタンド〈SIDEWALK STAND INOKASHIRA〉で経験を積み、昨年9月に、ハモニカ横丁に佇む〈TACOS Shop〉の2坪の狭小空間で間借り営業をスタート。オープン当初は午前中のみの営業だったが、好評につき今年から平日のみ夕方まで延長が決定。それでも朝から店を開けるのは、出勤前や散歩中にコーヒーを求める常連客が着実に増えているから。それに伴い、モ

名酒場出身
食いしん坊を虜にする、若き店主の技と接客。
・店主の酒井英彰さんは、渋谷〈高太郎〉と〈並木橋なかむら〉出身の34歳。
・オーストラリアで料理人のキャリアを開始。
・豪&日でコンテンポラリーフレンチも経験。
・ワイン、日本酒、焼酎に強いスタッフが常駐。
・美しい所作を身につけるため茶道教室に通う。
雲仙ハムカツ486円。焼き物を盛り付ける酒井さん。店員さんとの会話を楽しむならカウンター席へ!

mugihana
代々木上原駅から徒歩1分。14年目を迎えるこの店のオーナー堀川英男さんは、人生の先輩と慕いたくなるような落ち着いた佇まい。ブーケやアレンジメントの注文では、言葉にしづらいイメージを丁寧に聞き出してくれる。ポリシーは「贈る人の心に寄り添うこと」。なぜならお祝いの花とお見舞いや送別会の花は意味合いが異なるから。経験値は仕入れにも表れ、競りを軸に、農家からの直入荷や、共同開発した品種も。切り花、枝もの、
