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園子温

クラシックの入り口は意外と近くに。

300年以上も前に作られた音楽が、時を超えて今なお数多くの音楽家によって演奏され、世界中のファンを魅了している。クラシック音楽ほど壮大で、ロマンのある音楽はきっとないのでしょう。音楽好きが最後に行き着く先、と言われても納得がいきます。それだけに、どこか手が出しづらい……、何から聴いたらいいのか分からない……、ちょっと身構えてしまいます。けど、実は、僕たちの生活のあちこちに、クラシック音楽の入り口が

映画でクラシック音楽がかかるとグッときます。

 僕が自作にクラシックをよく使うのは、小さい頃から実家でベートーヴェンやヴィヴァルディのレコードを、ポップスやロックと同じような感覚で聴いてきたというのが大きい。単純に好きなんです。だから、仮の音楽をつけながら編集するときも、ついついクラシックに手が伸びるんです。それに多くのクラシックは劇中で流すと、壮大な雰囲気が醸し出されて、シーンのスケール感を倍増させる効果もある。ロックにもその手の曲はありま

僕はダメな人たちと同じ目線で、ダメな人たちを描きたいと思ってる。

数年前、園子温監督が「80年代の自主映画はすさまじかった。例えば——」と言って教えてくれたのが、藤田容介(当時は秀幸)監督だった。藤田容介は1987年に『虎』でトリノ映画祭8ミリ部門グランプリを受賞し、自主映画界を席捲して、その後〈大人計画〉の舞台映像を手がけたり、『グループ魂のでんきまむし』を監督したりしてきた。ところが、いわゆる商業映画として発表した作品はこれまで2008年公開の『全然大丈夫』

監督からミュージシャンへ転身⁉ 映画界を走り続けた園子温が20歳の自分へ原点回帰。

映画監督の園子温がバンドデビューするというニュースが流れ、世間を少し騒がせている。対バンを申し込んだのはシンガーソングライターの石崎ひゅーい。2人の出会いは昨年。園が手がけたドラマ、『みんな!エスパーだよ!』のエンディング曲を石崎が書き下ろしたことから始まった。ライブでお披露目となる園のバンド〈レボリューションQ〉は、2015年公開の『ラブ&ピース』に出演するバンドのようだが、映画のストーリーはも

師匠を持てば大丈夫。|水道橋博士

 園子温が彼の著書『非道に生きる』で言ってることでもあるんだけれど、人間、何歳になっても人生のロールモデルが必要なんです。20代のときは30〜40代の、50代になれば60〜70代の、自分の人生が引っ張られる誰かの人生のストーリーを追いかけていたい。“師匠を持つ”という概念に近いと思う。そういう意味で、僕はずっと(ビート)たけしさんを追いかけているんです。それは、ビートたけしのストーリーを記すためで