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北野武

花と映画と男と女。

「別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます」。川端康成の掌編「花」はこんな言葉で結ばれている。では、どんな花を男に教えたらいいのかというと、これはどんな花でもいいのである。なぜなら多くの男は花の名前一つ知らない“花音痴”なのだから。男は花とどう付き合うべきか? 映画には数々の男と花にまつわる名シーンが登場する。

『ブロークン・フラワーズ』の主人公は、匿名のピンクの封筒が送

DAVID BOWIE is’ VIP Special Preview Reception Party

稀代のアーティスト、デヴィッド・ボウイの50年間にわたる創作活動を振り返る大回顧展が「DAVID BOWIE is」。これまで世界9都市を巡回し、延べ約160万人を動員した人気の展覧会が、アジアでは唯一となる日本で開催中です。そのオープニングパーティには、19
70年代にボウイの衣装をデザインした山本寛斎さんや40年以上にわたって彼を撮り続けた写真家の鋤田正義さんなど、デヴィッド・ボウイとゆかりの

操上和美と大根仁 対談「男らしさって?」。

半世紀以上のキャリアにわたり男たちの顔を写真に収めてきた写真家、操上和美と、今っぽい男たちのあり方を映像の世界で見せてくれる映像ディレクター、大根仁。数々の男を見続けてきた2人は、男のどこに、魅力を感じるのだろうか。


その夜、やや緊張がちな面持ちで最初にワインバーに現れたのは大根仁さん。同じ俳優と仕事をしていることもある2人だが、意外にもこの夜が初対面なのだ。時を置かずしてやってきた操上和美さ

スピン(栞)に凝った、犯罪映画と悪女の本。

 最近購入した本としては格段の重量本が、タッシェン版『FilmNoir:100 all−time Favorites』(2014)です。持ち上げたとき持病の腰痛再発の恐れがあるとはいえ、まちがいなくこれを振り下ろせばあなたを殺せます。あるいはあなたに殺されます。すばらしいのは、本の中でも殺人がわんさかにゃんさか起こっていることですね。
 さて、重量計がないので実際重さがどれぐらいかわからないのです

師匠を持てば大丈夫。|水道橋博士

 園子温が彼の著書『非道に生きる』で言ってることでもあるんだけれど、人間、何歳になっても人生のロールモデルが必要なんです。20代のときは30〜40代の、50代になれば60〜70代の、自分の人生が引っ張られる誰かの人生のストーリーを追いかけていたい。“師匠を持つ”という概念に近いと思う。そういう意味で、僕はずっと(ビート)たけしさんを追いかけているんです。それは、ビートたけしのストーリーを記すためで