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Flower noritake

名古屋の中心地にあって、森の中に誘われるような佇まい。店内には生命感溢れる力強い植物がずらりと並ぶ。その主は存在感のある大胆なアレンジメントで、全国区に知られるフローリスト・則武潤二さんだ。「美容師になるはずが、フラワーアーティスト・土屋宗良さんの花に心奪われて弟子に」と振り返る。独立して約30年。もっといい素材をと求めるうち、近隣の農家に栽培を依頼する植物も増えた。市場には出ない形の花や生命力あ

ドライフラワー

無機質な空間が引き立てる、新たな花の美しさ。

雑誌や広告でフラワーアーティストとして活躍する〈edenworks〉の篠崎恵美さん。仕事柄、大量の花を仕入れ、使った後は廃棄するという行為に違和感を抱いていた。そんな時、代々木上原で始めた生花店でお客さんから「この花はドライにできますか?」と頻繁に聞かれ驚いたそう。花を捨てたくないのは誰もが同じと気づき、2017年に専門店をオープン。調剤薬局をコンセ

マーカウェアが挑むサステイナブルな服作り

世界のファッションの潮流は、サステイナブルに大きく舵を切ろうとしている。ところが、日本の大手アパレルやセレクトショップ、ドメブラは、静観の姿勢を崩さない。そんななかで、原料からサステイナブルなモノ作りに取り組んでいる例外的な存在が、石川俊介さんが主宰するマーカウェアだ。
「5年ほど前にオーストラリア産のオーガニックウールを使ったのが最初です。素材は非常に魅力的でしたが、どうオーガニックなのかわかり

AURALEE

尾州といえば日本最大の織物の生産地。特に名古屋の北西にある一宮エリアで、最も大きな規模で毛織物を扱うテキスタイルメーカーにてオーラリーの打ち合わせがあると聞き、同行させてもらった。織機76台、丸編み用30台のほか、染色工場などを有するかなり大規模な企業だ。2月上旬に行われたのは、2020年SSの生地についての2回目の打ち合わせ。「FASHION PRIZE OF TOKYO」受賞により、次回6月の

九代 長江惣吉

杭州で曜変天目の破片が見つかった、あるいは8Kで国宝の曜変天目を撮影する。そんな機会に必ず現場へ呼ばれるのが、長江惣吉さんだ。江戸時代には原料土の採掘を行い、明治以降は窯屋を営んできた家に生まれ、曜変天目の再現を追い求めた父、八代長江惣吉の死後、32歳の時に「やむを得ず」その志と研究を引き継ぐことになった。ただし、先代は研究資料を残しておらず、実のところ引き継げるものはほとんどないに等しかったとい

待望かつ驚きのコラボレーション、浅井健一と奈良美智の絵本『ベイビーレボリューション』が発売。

浅井健一率いるSHERBETSが2005年に発表したアルバム『Natural』の収録曲「Baby Revolution」が、このたび奈良美智とのコラボレーションにより絵本になった。平和への願いが込められた「30億のベイビー」という浅井の詩が、奈良の絵と出会った背景、そして浅井が言葉で描き出す世界観について、浅井本人に話を聞いた

ブルマス・ゲイシャ・ ナチュラル

栽培家は、コスタリカにおけるマイクロミル(小規模な精製施設)・レボリューションの立役者の一人、ファン・ラモン氏。最適な施肥の選択、精製方法の開発を、農園主かつ農業技術者の立場で実践、ゲイシャ種に注力していることでも有名だ。この銘柄は、品種由来の華やかなアロマ、セントラル・バレー地区特有のキレの良さ、そしてナチュラル精製から来る甘味と香りが加わり独特の風味となって表れている。「後味には甘味と重厚感も

ミラヴァーイェ TOP

今回の選者でもあるバリスタの石谷貴之さんが『ジャパン バリスタ チャンピオンシップ』でも使用したのが、この銘柄。“TOP”の名は、この農園で最も標高の高い1,880mの区画に由来する。栽培責任者は、ペルー出身の農業技師ミロ・ククリサ氏で、サトウキビ、バナナなど様々な作物を栽培してきた経験から「テクニックよりも、植物として最適な環境を整える」との信念に基づきテロワールの個性を引き出している。「酸味と