
編集者と会って、話して、仕事を進めていく。
校正作業を終えたゲラは編集者に渡しに行くという牟田さん。紙の上だけでなく、直のやりとりだからこそ伝えられることがある。編集者と、ゲラと、言葉との付き合い方について。
校正作業を終えたゲラは編集者に渡しに行くという牟田さん。紙の上だけでなく、直のやりとりだからこそ伝えられることがある。編集者と、ゲラと、言葉との付き合い方について。
DDホールディングス代表取締役社長、松村厚久の1年間を観察した映画『熱狂宣言』が公開となる。監督は、映画プロデューサー、映画監督として数々の名作を世に送り出してきた、奥山和由。1年間彼と時間を共有してきた奥山に、人間・松村厚久の魅力について聞いてみた。
ゲラに目を通し、事実関係を確認したり、誤りを指摘したりする校正者。その作業はどんな手順で進んでいくのか?ゲラを見つめ、文字を追う校正者の頭の中で起こっていることとは?
祖父が〈パルファン・クリスチャン・ディオール〉の創設者、母親がディオールの「オー ソバージュ」の開発メンバーだったこともあって、家にはいつもリットル単位で香水が送られてきていたよ。12歳から香水をつけ始めたんだけど、「香水は自分の一部」と気づいたのはその頃から。僕はスポーツ少年で毎日たくさんの汗をかき、一緒に香水も蒸発して自分の顔に上がってくるわけだから、知らぬ間に中毒になっていたのかもしれない(
創造性に溢れるデザインにチャレンジしたデザイナーは、なにもリナ・ボ・バルディだけではない。ほかにどんな人々がブラジル・モダンの黄金時代を築き上げたのか。キュレーターのアリック・チェンに聞いた。
フリーランスの校正者として、書籍の校正を多く手がけている牟田都子さん。その丁寧な仕事ぶりで出版社や著者からの信頼も厚い“校閲ガール”に、校正の仕事について教えてもらった。
著者である大学の先生や、出版社、そして文科省のチェックを経て掲載される。それが、教科書に載った映画である。いわば、幾重ものお墨付きを得た映画といえるだろう。観終えた後にはきっと教養も高まっているはず?
岡宗さん、日記は読んでくれていたんだよね?
明治以来、日本で出版された昆虫本の中から入手しやすく、理解しやすいもの100冊の書評を紹介。著者についても触れているため、一流の“虫屋”の生態を垣間見ることができる。江戸期から今日までの昆虫図書の書籍データも収録。八坂書房/品切れ。
日本を代表する小説家の一人として大江健三郎の名を挙げることに異論を差し挟む者はいないだろう。なにしろ日本人作家としては川端康成に続いてノーベル文学賞を受賞した人物なのだから。
受賞は1994年。理由は「詩的な想像力によって、現実と神話が密接に凝縮された想像世界を作り出し、読者の心に揺さぶりをかけるように現代人の苦境を浮き彫りにしている」から。しかしその前段に、猥雑な想像力によって禍々しい現実を