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島田 陽 タトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所|月見山の住居

細い街路に沿って建物がひしめき合う住宅地に、シルバーの波板で包まれた家が佇む。クールな印象の扉を開くと、ふわっとハーブの香りが漂う庭が登場する。この庭は、壁と屋根に囲まれている。つまり家の内部に庭が取り込まれているのだ。唐突なアイデアにも思えるが、設計者の島田陽によると実は合理的につくられた庭なのだという。
「中庭が欲しいと言われたのですが、法的に必要な防火性能を満たすためには庭と建物の間に大がか

豊崎西公園|山崎 亮

 公園を造り、守り、活用していくパークマネジメントに携わる山崎さん。兵庫県の〈有馬富士公園〉では、市民参画型のパークマネジメントに取り組み、来園者が満足する理想の公園となるよう、その仕組み作りを支援してきた。「僕らのような仕事をしていると、特に都市部の公園については教育や環境、福祉に寄与する活動ができるとか、マネジメントの観点から考えてしまいがちです。でもこの公園のように、地域の身近な公園は日々の

曾祖母の暮らした家を“素材”として自由に使う。

 自分にとって世の中のものはすべて“素材”。家について聞く中で、そんな話を始めたアーティストの岡本亮さん。ここ数年は骨董に溶岩や動物の骨、季節の植物などの自然物を組み合わせた立体作品を発表していて、その延長で家も素材に見えているようだ。もちろん、作品に選ぶ素材は「鳥肌が立つほどのもの」で、家から受ける刺激はそこまで強くはないが、材料を見ればアイデアが浮かぶし、それを実行したくなる。その結果がこの空