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長谷川

日本絵画は家具だった。

信長や秀吉ら天下人の注文に応えてゴージャスな桃山インテリアを制作したのは、日本画壇最強の絵師集団・狩野派。平安時代に生まれた優美でカラフルなやまと絵と、大胆な水墨画を融合させ、豪壮な画風を打ち立てた。ライバルは長谷川等伯率いる長谷川一門。両者とも、金箔地に濃彩を施した金碧障壁画と水墨の障壁画を描き分け、特に金碧障壁画は権力アピールの舞台装置として利用された。
 
一方、日本美術のアイコン的屛風を多

世界はグラフィカルだ!

クレヨンを手に入れた子供が太陽と山と木と花を描くような愛着や、「大自然の姿は共感を得やすいよねー」という策士の目でもって、日本人は自然に親しみ、四季の景色を描いてきた。では明治維新後、新たな日本絵画を創設しようともがき続けた画家たちは、自然をどう描いたのだろう。菱田春草や速水御舟や福田平八郎は、徹底した写生や西洋の遠近法を取り入れた三次元的描写を経て、琳派の色彩や意匠を研究。平面的で装飾的な画面を

正解がないことが「正解」? ラーメンは多様性の時代へ。

ラーメンの街、札幌。今や味噌ラーメンだけが札幌の「正解」ではありません。近年は全国のトレンドを取り入れながら道産食材を使って表現したり、独自のアレンジを加える店が現れるなど、札幌のラーメンは日々進化。それを引っ張るのが20代〜40代前半の若手店主たちです。

弱冠27歳ながらアンテナ感度の高さで新風を起こす〈まるは〉長谷川凌真さん。“今”に満足せずストイックにブラッシュアップを続ける〈Lab Q〉

Bar 長谷川

黒いボウタイと白いバーコートを身に着け、「何にしましょう」と静かに話すその人は、長谷川森人さん。ヒルトン大阪の〈サンボア バー〉でバーテンダーとしての歩みを始め、上京して銀座〈ロックフィッシュ〉に長く勤務した後、根津の路地裏で独立開業。下町らしい和の雰囲気を漂わせた設えの店には、50年以上前の雑誌の付録だという「文壇酒徒番付」やヴィンテージのノベルティグッズが飾られている。バックバーにはモルトウイ

リゾート気分でくつろげる、 海辺のロンハーマンが 逗子マリーナにオープン。

 ヨットハーバーに隣接する最高のロケーションです。日本国内で12店舗目となる〈ロンハーマン〉のショップがリビエラ逗子マリーナ内に誕生。オープニングレセプションは、近隣の住民や顧客を中心に多くのゲストで賑わいました。
 グリーンを全面に配したエントランスの先にあるのは、広々としたショップスペース。〈ボッテガ・ヴェネタ〉や、ヴィンテージの〈ティファニー〉などのハイブランドや〈WTAPS〉とのコラボアイ

朝から使いたくなる、モダンデザインの土鍋。|能作淳平

 ゴトゴトと音がして鍋と蓋の間から湯気が立ち上る。ご飯が炊き上がるときの、幸せな匂い。建築家、能作淳平さんの朝ごはんは和食。ご飯を炊きたくて買ったという土鍋は、陶芸家、望月薫の手によるものだ。「昔ながらの土鍋よりモダンな印象で、彫刻的な蓋の四角いつまみは裏返すとスタンドになったり、デザインと実用を兼ね備えているところが気に入っている」という。ご飯を炊く傍らで手際良く野菜を刻み、漬物を彩りよく器に並

「白川青史、ポパイのイメージの作り方」スタイリスト長谷川昭雄とのタッグの秘密

撮影したての写真を取材直前までセレクトしていたスタイリスト・長谷川昭雄さんとフォトグラファーの白川青史さん。スタイリストなしでは始まらない“チーム戦”のファッション写真。今の『ポパイ』には不可欠なビジュアル作りの根幹をなす2人の、ほかには真似のできない“関わり方”に、ホンマさんが迫ります。