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幾何学

注目の映像作家、Páraic Mc Gloughlin。

 膨大な数の風景写真を素材に、パラパラ漫画のような抽象アニメーションを作るアイルランドの映像作家Páraic Mc Gloughlinに注目しています。様々な場所にある共通の形状(例えば四角いドア)を一コマずつ繋げてアニメーションにする原理で、都市を再構築しながらめまいを起こしそうなトリップ映像を生み出します。風景を幾何学的なモチーフにしてアニメを作るアイデアは以前にもありそうですが、その執着力と

伝統をアップデート。

これを見てピンときた人はかなりのファッション通! “モノグラム”が描かれた四角いボディや、レザーと錨の配置まで、〈ルイ・ヴィトン〉の伝統的なトランクがデザインソースになっている。ジップを開けると、トランクの蓋のように大きく開閉するのがいいでしょ⁉ 7月12日に全国でローンチ。H21×W26×D4.5㎝。202,000円*予定価格(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス☎0120・00

Group 6, from Convertible Series(2010)|モニール・ファーマンファーマイアン

 幾何学的な模様に出会った時、ちょっと不思議な感覚に陥る気がしませんか? 計り知れない宇宙の神秘のなかに、数学的なロジックをもって糸口を見出そうとする人間の知をそこに垣間見るからでしょうか。そんな葛藤が、ある種の呪術や祈りといった宗教的なイメージにも重なるのかもしれません。さて、幾何学模様に取り憑かれ、鮮やかに彩られた鏡とガラスをモザイクのように精緻に組み合わせた作品を制作する、イラン生まれのファ

GraphersRockが語る、“シド・ミードが次世代に遺すもの”とは。

誰かを天才と言うときには躊躇を感じる。しかし、シド・ミードを天才と称賛することに少しもためらいはない。工業デザイナー・アーティストである彼が『ブレードランナー』『エイリアン2』といったSF映画での仕事によって、無意識に私たちが想像する未来世界を鮮やかに刷新してしまったのを思い返せば、彼が「形」をデザインするのみならず、人間の「イメージ」をもデザインしてしまったのを知っているから!
 
Graphe

12星座をダイヤでデザイン。

LAを拠点とするジュエリーブランド〈スピネリ キルコリン〉から新作チャームが登場。シルバーで作られた球体には、それぞれ12星座の形にダイヤが埋め込まれている。ゴールドのチェーンを合わせて、よりラグジュアリーなムードに。ネックレスチェーン330,000円、チャーム各104,000円(スピネリ キルコリン/サザビーリーグ☎03・5412・1937)

狩野派きっての知的絵師は 奇妙なフォルムが好き!| 狩野山雪

幾何学的で秩序的な構図を好む知性派であり、エキセントリックかつ危なっかしいフォルムに惹かれてしまう特殊形状マニアでもある。それが狩野山雪という男。
 
狩野永徳の巨木表現を受け継ぐ狩野山楽に弟子入りした山雪は、自由奔放な師匠とは違うマニアックな資質を秘めていた。京都で多くの障壁画を残したが、中でもその鬱屈したキャラクターがくっきり表れているのが妙心寺天球院の金碧障壁画。エネルギッシュに伸びる梅の枝

近代絵画のブルース。

「リアルこそ至高」を伝統とする西洋美術が本格的に流入し始めた明治時代。西洋画を見た画家たちの「ホンモノっぽい!」という衝撃から、日本の油絵はスタートした。幕末に来日したイギリスの画家ワーグマンに学んだ高橋由一は、明治維新後の美術界を変えるのは真に迫る表現ができる洋画だと胸躍らせる。日本初の油絵を描き、私塾を作ったり美術雑誌を発行したりしてその魅力を広めた。後に続く洋画家たちも、留学したり西欧の画家