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幾何学

名建築で辿る、大阪の100年史。

味のあるレトロビルから最新の建築まで、なぜ大阪にはさまざまな年代の名建築が存在しているのだろう? 建築史家の倉方俊輔さんに教えてもらった、都市構造と、近現代の名建築から見える、大阪の100年史。



 大阪はカオティックな街だと思われがちですが、都市構造は明快です。ベースは豊臣秀吉による碁盤の目状の街割でした。近代に入り、政治、産業、交通手段の変化に合わせて新たな建築が造られ、街の造りも変化し

人が“つくる”こととは何かを一緒に考える。|青木陵子 × 伊藤存

 人が日々の生活の中で何かを“つくる”とはどういうことなのか。青木陵子さんと伊藤存さんが長年かけて取り組んできた“つくる”の集積が、ワタリウム美術館で体感できる。ワークショップという展覧会名を見ると、何かを体験する講座のようなものを思い浮かべるかもしれないが、彼らは近年の作品制作のプロセス自体がワークショップだと語る。

 本展は、2000年頃から2人で制作を続けているアニメーション作品《9才まで

【話題のチーム】骨董界に新風を吹き込む"古物商集団"を知っていますか?

どこか一般的な骨董やアンティークとは表情が違う。独自の審美眼で、時代や用途に固執しない商品を扱う古物商集団〈tatami antiques〉。代表の奥村乃さんを中心に6〜7人の流動的なメンバーが集める古物は、主に海外に向けて発信される。そして時に、それらをインスタレーションしてみせるその活動は、業界内でも異色。彼らは、紋切り型の骨董の世界を拓こうとする表現者でもあるのだ。奥村さんとメンバーの2人に

注目の映像作家、Páraic Mc Gloughlin。

 膨大な数の風景写真を素材に、パラパラ漫画のような抽象アニメーションを作るアイルランドの映像作家Páraic Mc Gloughlinに注目しています。様々な場所にある共通の形状(例えば四角いドア)を一コマずつ繋げてアニメーションにする原理で、都市を再構築しながらめまいを起こしそうなトリップ映像を生み出します。風景を幾何学的なモチーフにしてアニメを作るアイデアは以前にもありそうですが、その執着力と

伝統をアップデート。

これを見てピンときた人はかなりのファッション通! “モノグラム”が描かれた四角いボディや、レザーと錨の配置まで、〈ルイ・ヴィトン〉の伝統的なトランクがデザインソースになっている。ジップを開けると、トランクの蓋のように大きく開閉するのがいいでしょ⁉ 7月12日に全国でローンチ。H21×W26×D4.5㎝。202,000円*予定価格(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス☎0120・00

Group 6, from Convertible Series(2010)|モニール・ファーマンファーマイアン

 幾何学的な模様に出会った時、ちょっと不思議な感覚に陥る気がしませんか? 計り知れない宇宙の神秘のなかに、数学的なロジックをもって糸口を見出そうとする人間の知をそこに垣間見るからでしょうか。そんな葛藤が、ある種の呪術や祈りといった宗教的なイメージにも重なるのかもしれません。さて、幾何学模様に取り憑かれ、鮮やかに彩られた鏡とガラスをモザイクのように精緻に組み合わせた作品を制作する、イラン生まれのファ

GraphersRockが語る、“シド・ミードが次世代に遺すもの”とは。

誰かを天才と言うときには躊躇を感じる。しかし、シド・ミードを天才と称賛することに少しもためらいはない。工業デザイナー・アーティストである彼が『ブレードランナー』『エイリアン2』といったSF映画での仕事によって、無意識に私たちが想像する未来世界を鮮やかに刷新してしまったのを思い返せば、彼が「形」をデザインするのみならず、人間の「イメージ」をもデザインしてしまったのを知っているから!
 
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