
カフェ・ファソン|菅原 敏
「どうして何も言ってくれないの?」
と言われつつ
「詩人の沈黙は行間、もしくはページの余白みたいなものだよ」
とかなんとか。
そんな言い訳じゃ逃げ切れるはずもなく
じっとコーヒーカップを覗き込んでいた
あのときのオレ、おつかれさま。
「どうして何も言ってくれないの?」
と言われつつ
「詩人の沈黙は行間、もしくはページの余白みたいなものだよ」
とかなんとか。
そんな言い訳じゃ逃げ切れるはずもなく
じっとコーヒーカップを覗き込んでいた
あのときのオレ、おつかれさま。
5年前に通っていた渋谷の美容室で、担当の美容師さんがアマゾンの先住民であるヤノマミ族を追いかけたドキュメンタリーを見たらしく、それをオマージュした髪形にされたのがきっかけです。しかも最初は三つ編み付きでした。いつもお任せで頼んでいたのが災いしたのですが、案外自分としては悪くないなと思いました(笑)。今は中目黒のお爺さんが経営する1,000円カットで散髪しているのですが、その時は「いつもの!」と馴染
中目黒の人気コーヒーショップが昨年6月、井の頭公園駅前に進出。井の頭の環境に合わせて考えたというメニューは、自家焙煎コーヒーと北海道産小麦で作るパン、クラフトビールの三本柱。パンは27歳の若きパン職人が2階の厨房で毎朝焼き上げ、ビールは京都、滋賀、神奈川の3つの蔵元の銘柄を揃える。アメリカーノに自家製オレンジシロップを合わせたアレンジコーヒーは異色のおいしさだ。公園まで数歩の距離で充実のTO GO
「お金=生活するためのもの、という実感があります」と語る按田優子さん。東京・代々木上原〈按田餃子〉の店主にして、料理家としても活躍する按田さんの実感の出どころは?
「実家が銭湯を営んでいるんですが、昔だったら入湯料が大人1人260円、今なら460円。〈按田餃子〉でも餃子5粒で450円、このくらい労働すれば売り上げがいくらになる、労働すると数百円ずつ増えていく、という足し算の感覚が身の丈に合っていま
中目黒〈ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ〉のオーナーシェフが手がけるシャルキュトリー。スパイスを使ったワインに合う加工肉を豊富に揃えており、惣菜類も人気がある。土日限定で登場するローストポークサンドに使う熟成三元豚は1度真空状態にし、低温で火入れ。1日寝かせてから80℃のスチームで戻すため旨味が凝縮されており、驚くほどやわらか。自家製BBQソースとの相性も抜群だ。1,200円。
まだまだ衰えを知らぬ肉ブーム。次々上陸する黒船ステーキハウスに対抗するかのように新店が登場。片や備長炭の炎が立ち上る炉窯で黒毛和牛を、片や巨大なガスグリラーで熟成肉を、と対照的ながら、頬張れば幸せになれることには変わりなし!
通称“イカ帽”と呼ばれる先の尖った毛糸の帽子。昭和生まれは幼少期、こんな帽子を被っていたはず。重量感のあるザラリとした質感としっかりとした編み地。〈BOGEN〉は「スキーをもっと広めたい」という思いから生まれたブランド。懐かしくも今の気分のスキー帽が揃う。左から/5,500円、5,000円、8,300円(BOGEN http://www.bogen.jp)
サンタモニカを拠点に活動するデザイナーのアレックス・ドレイヤーが手がけるバッグブランド〈レックスドレイ〉。彼自身の旅の経験を基に作られたプロダクトは、収納力と機能性が抜群。新作は、豊富なポケットやコンパートメントが付属している。ナイロン製。H40.6×W50.8×D19㎝。74,000円(レックスドレイ/ツナカンパニー☎06・6251・8008)
フレンチとイタリアン、ジャンルは違えど“愛”に満ちた店がオープンした。おいしいものとワインを愛し、とことん突き詰め、店を訪れる人たちと共有する。居心地いいこと、この上ない。丁寧に作られた料理と和やかなサービスに、きっと、誰もが癒やされるはず。
武蔵小山〈ラ・トリプレッタ〉ではピッツァ窯で魚料理を難なく仕上げ、都立大学〈ガレオーネ〉では手打ちのパスタでアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノを出す。住宅街を控えた立地ではピッツェリアといえども実に器用で充実したメニューが揃い、満足度高し!