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作品集

漫画やゲームを評論するブルボン小林と、小説を書く長嶋有。

「『ザ・マンガホニャララ 21世紀の漫画論』カバーの金氏徹平さんの作品は、僕の自宅に飾っているものです。今回使わせてもらうにあたって、題字を載せたり色をつけたりの改変も快諾してくれ、デザインのアドバイスまでしてくれ、本当に感謝しています。『私に付け足されるもの』のカバーは“地味な女シリーズ”と銘打たれた短編を収める、そんな本にこそ派手な服を着せるべきだ! と思ったので、人物画にしてほしい、絵の中の

「食べログ男」で何が悪い!

おいしいものが好きですが、妻に「食べログ男」と呼ばれ蔑まれています。でも正直、食事や酒に興味がない妻の方こそ「わかってねえなぁと蔑んでいるのは、実は俺の方なんだぜ!」と言いたい。おいしい店に連れていっても金の話しかしないし、食に無頓着な妻に俺の価値観を共有する方法はあるのでしょうか?(エンジニア/40歳/男)

結婚直前のさよなら。

5年付き合った33歳の彼女にせがまれつつも、結婚制度が嫌いで踏み切れずにいました。しかし昨年、一時入院して看病してもらってからやっと決意ができたんです。なのに先月、親への挨拶を前に、理由なく突然別れを宣告されました。説得するも挽回難しく、藁にもすがる思いです。最後の手段のアイデアをください。(美術家/50歳/男)

イームズやネルソンを経て知った、 ジラードの世界に魅了されています。

僕がイームズを知った90年代は、今のジャン・プルーヴェの家具みたいに、成功した人が注目していて、ファッション界もざわついていました。セレクトショップで働いていた僕は忘年会のビンゴの賞金でイームズのゼニス製のシェルチェアを買ったんです。そのお店が、中原さんのいた〈モダンエイジギャラリー〉でした。

それから集め始めたのがネルソンのボールクロックで今も40個くらい持っています。コード式は周波数の関係で

喜び方がわからない。

お店をやっているので、周年など何かしらお祝いしていただく機会があります。先日も49歳の誕生日を祝ってもらい、嬉しくはあるのですが、正直年だし、遠慮もあり、そっとしておいてほしいくらいで、素直に喜べません。わざわざごめんね、と謝るばかり。年にふさわしい素直な祝われ方や喜び方を教えてください。(カフェ経営/49歳/女)

奇妙な生き物たちを愛し、異形に愛される作家が編む、誌上アンソロジー。

「根底では、異質な他者との出会いを求める気持ちと拒絶する気持ち、警戒、恐怖と興味がない交ぜになって蠢いているのではないでしょうか。他者の向こう側に潜む未知の世界には妄想をかき立てられるし、そこには潜在意識の投影という屈折を経て出会う、まだ見ぬ自分自身がいるかもしれない。同時に、日々生きている実感が摩耗していくような今の社会にあって、自分以外の生き物の存在を通して失われた実感を取り戻そうとしているの

世界を読み替える、クトゥルー神話の魅力。

人類が登場するはるか以前、地球を支配していたのは異次元から到来した邪悪なる神々だった。異形の姿を持つ邪神たちは、地底や海底で眠りに就きながら、復活の時を虎視眈々と狙っている。「クトゥルー神話」とは、こうした壮大な世界観のもとに創作された複数の作家たちによるフィクションの総称だ。その起点となったのは、アメリカの怪奇小説家H・P・ラヴクラフトが1920年代から30年代にかけて執筆した作品。彼の死後、多