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17歳

私たちには共通点がある─日仏を代表する監督が東京で共鳴。

双子の精神分析医の間で揺れ動く女の欲望を描き、鮮烈な映像で観る人を幻惑するサスペンス『2重螺旋の恋人』。優れた作品をコンスタントに発表し、フランスの映画界を牽引してきたフランソワ・オゾン監督が「ぜひ会いたい」と熱望した、黒沢清監督との顔合わせが実現した。

フランソワ・オゾン 黒沢さん、今日はお会いできてうれしいです。
黒沢清 こちらこそ光栄です。前から思っていたことですが、『2重螺旋の恋人』を

植本一子

若手の登竜門といわれる「写真新世紀」に19歳で入賞し、写真家として活躍する植本一子さん。昨年出版した著書『かなわない』、続く『家族最後の日』で家族についての赤裸々な想いを綴り、新しい日記文学の書き手としても注目を浴びている。
 日記を始めたのはブログがきっかけ。当時夫である24歳年上のラッパーECD(石田さん)の月収は16万5000円。2人の娘を抱えながら生活を切り盛りする日々を家計簿とともに綴っ

羽田圭介

 2015年、『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞した羽田圭介さん。お笑い芸人の又吉直樹さんと同時受賞したことから、「又吉じゃない方の芥川賞作家」として一躍お茶の間の人気者になった。
「最初は本の宣伝になるかなと思ってテレビに出たりしてたんですけど、それで本が売れるわけじゃないとわかってからは断ろうと思って。でも断り方を知らない。じゃあギャラを釣り上げたら断ってくれるかと思ったら意外と言い

『仁義なき戦い』を手がけた伝説の男と、実録映画の後継者が対面。

 北海道警察の現役刑事が、覚醒剤に溺れ、悪事の限りを尽くした驚愕の実話。『日本で一番悪い奴ら』は、そんな日本の警察史上最大の不祥事といわれる事件を、綾野剛主演で映画化したピカレスクロマンだ。
 前作『凶悪』に続き、再び実録映画を手がけた白石和彌監督が、この日やってきたのは京都。『仁義なき戦い』シリーズなど、映画史に残る実録映画を生み出した伝説のプロデューサー、日下部五朗を表敬訪問するためだ。
「日

自分のスタイルを作るためには、他者の言葉に耳を傾けよう。

「どうでもよいことは流行りに従い、重要なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う」。映画監督、小津安二郎の言葉です。創作の究極の言葉だと思います。「人がいいと言うものは、見た方がいいよ。それで自分が違うと思ったら、またそこから会話が生まれるから」。10代の頃からの憧れの先輩でミュージシャンのSHJの言葉。自分の流儀、スタイルを世間に通したいのならば、まず相手を許すことから始める。そんな基本的なこと