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ハイド

どうしてみんなグレン・グールド好き?

「グールドって難しくて、迂闊に好きって言っちゃうと余計なものがいろいろ付いてくるんですよ、スノッブとかオシャレとかね」

 グールドは好きですかという直球の質問に、原摩利彦はおかしそうに、でもちょっと困ったような顔で答えた。たしかにグールドという記号はある時期イケメン男子のアクセサリーのようだったし、一般名詞化した「グールド好き」は原のような音楽家ならなおのこと、口にしづらいに違いない。それでも原

“世界のトップランナー”と“音楽の都の保守本流”。

 1882年創立のベルリン・フィルは、ソロでも活躍できるレベルの音楽家がメンバー、コンサートマスター、指揮者まで、既存楽員の投票によって決められるという民主主義、実力主義の組織。その基盤を固めたのは歴代の首席指揮者たちだ。「帝王」と呼ばれたヘルベルト・フォン・カラヤンは、冷戦時代にベルリン・フィルを西ドイツの富の象徴に押し上げ、最先端技術による録音を推進して世界的名声を築いた。続くイタリア人のクラ

MATERIAL|新しい定番、未来のヴィンテージ。

ムーブメントが最新技術の導入で進化を続けているように、ケースもまた新素材の採用で新たな価値を生み出してきた。先鞭をつけたのは、ラドーだ。1962年に発表した「ダイヤスター」で時計界初のハードメタルをケースに用い、86年にはハイテクセラミックでブレスレットを造作した「インテグラ」を発表。優れた耐傷性という価値を腕時計に与えた。また80年代には、日本ではセイコーが、スイスではIWCがチタン製ケースを実

Mr.ラッキーマン、 グレッグ・レイク。

 グレッグ・レイクの名前は、ELP(エマーソン・レイク&パーマー)のヴォーカル&ギタリストとして1970年代を席巻したが、それ以前の彼の名前はまた、キング・クリムゾンのデビューにあたってのヴォーカル&緊急ベーシストとして、これまた不滅である。弦が6本からマイナス2、ギターからベースへの変更にはクリムゾンの事情があって、すでにロバート・フリップという狂気のテクニシャンがギター担当だったからだ。

豊富なカラバリから目当ての色を見つける。

ミッドセンチュリーデザインを代表する家具といえば、イームズのシェルチェアだろう。
これから買いたい! という人のために、選び方や見分け方を紹介。自分だけの一脚を。

1950年代の発売以来、時代のニーズに合わせシェルチェアも多彩なカラー展開が行われている。上で紹介している36色以外にも存在し、正確な数は不明だ。エレファントハイドグレー、パーチメント、シーフォームグリーン、レッドオレンジ、レモンイエ

HYDE PARK

 世界の主要都市の中でも、抜群に緑が多いロンドン。大小さまざまな緑地が点在する中、合わせると5000エーカーもある歴史ある8つの公園は、今も王室の管理下で運営されている。中でも中心的な存在がハイド・パークとそれに隣接するケンジントン・ガーデンズだ。2つの間には18世紀に建設された人工湖、サーペンタイン湖が悠々と水をたたえて横たわる。その一角には遊泳場もあり、2012年のオリンピックでは、トライアス