
誰かを助ける日用品。
沖縄・読谷村にある工房で職人の手仕事から生まれるグラスは100%廃ガラスが原料。ぽってりとした厚みがおおらか。「島という限られた原材料流通の背景の中から生まれた、持続可能なガラス産業です。沖縄地産の泡盛をロックで飲みたいですね」(相馬)。φ約8×H約7㎝ 各1,700円(ゆいまーる沖縄本店☎098・882・6995)
沖縄・読谷村にある工房で職人の手仕事から生まれるグラスは100%廃ガラスが原料。ぽってりとした厚みがおおらか。「島という限られた原材料流通の背景の中から生まれた、持続可能なガラス産業です。沖縄地産の泡盛をロックで飲みたいですね」(相馬)。φ約8×H約7㎝ 各1,700円(ゆいまーる沖縄本店☎098・882・6995)
ファミレスから高級店まで、あらゆるジャンルの食について独自の観点から考察し続けるフードエッセイストの平野紗季子さん。今、もっとも眩しく映る特集は、批評家とシェフ、製作者全員が本気でぶつかり合い、日本のレストランを全力で再検証したこの1冊です。
完全に移住した人、東京と2拠点で暮らす人。ライフスタイルによって暮らし方は違いますが、あえて福岡に住むことを選んだ人にインタビュー。県外出身者だからこそわかる福岡のこと、私的な思いを聞いてみました。
住吉酒販では、新たな飲食店との取引が始まる前に約2時間のミーティングを持つ。店のコンセプトや料理内容、店主の好みなどを理解したうえで酒を提案するためだ。「辛口・甘口」や「純米」「吟醸」などわかりにくい言語でしか語られない日本酒の現状に対し、新たな指標が必要だと考えたのが、代表取締役専務の庄島健泰さん。熟成し落ち着いた味わいを持つ酒は「クラシック」、フレッシュでフルーティな酒は「モダン」、と大きく
2019年版『世界のベストレストラン50』で、リマにあるペルー料理のレストラン2軒が3年連続で同時にトップ10入り。ここ数年、世界の注目を集めるのがペルー料理だ。そもそもペルーは太平洋沿岸の砂漠エリア、アンデス山脈が連なる山岳地帯、アマゾン川流域という3地域に分けられ、各地でとれる食材は、魚介類や穀物、芋類、スーパーフードのキヌアやルクマなどバラエティ豊か。それらをヨーロッパやアジアからの移民が
インド料理をベースに創作スパイス料理を織り交ぜたつまみで飲ませる酒場と、南インド料理の中でも珍しい地方料理を打ち出す店。インド料理の楽しみは、より深く、より気軽に。勢いある次世代店の相次ぐオープンが、2020年の東京スパイスシーンを刺激する。
「住宅は住むための機械である」という名言を残した近代建築の巨匠、ル・コルビュジエは「台所は神殿とはいわないまでも、家の中で最も重要な場所の一つだ。台所も居間も人が生活する場所であるから」とも著した。「名だたる建築家が設計した住宅は、作品として意匠や構成が注目されがちですが、キッチン空間もこだわりの結晶です」と建築史家の須崎文代さんはいう。
産業革命以降、手作業を機械装置に置き換える機械化の波が
コシヒカリやあきたこまちといった全国の銘柄米を、それぞれの個性に応じてベストな状態に炊き上げる。そんな魅力的な機能を搭載した炊飯器の先駆〈パナソニック〉から、より進化したハイエンドモデルが登場。料理家・冷水希三子さんに体験してもらった。
機能的ながら、手仕事の風合いが温かみをもたらすキッチン。手際よく調理する冷水さんの横で、シンプルな黒い炊飯器が空間に馴染んでいる。《スチーム&可変圧力IHジャ
中華にはなんとなく食指が動かずにいた。中華屋のない町などほとんど行ったことがないし、コンビニに行けば『焦がしにんにくのマー油と葱油が香る ザ★チャーハン』なんて、普通の中華屋で食うよりよっぽどうまい、いや、世界一うまい(当社比)チャーハンが冷食で安価に手に入ったり、料理との距離が身近すぎて、つまらない、なんて思っていたからだ。が、この連載を始めて中華に対する意識が変わった。あまりにも世界の料理に