
観光客


「また、ニッポンを旅しよう」柚木沙弥郎

葉月(八月)『祭り』
7月中旬から9月上旬の三十数夜にわたって催される、400年以上の歴史ある盆踊り。八幡町の市街地で一晩ごとに会場を移し、地元の人の輪に観光客も入って一緒に踊る。クライマックスは、8月13日~16日の『徹夜おどり』。お盆の4日間は夜明けまで踊り続ける。●岐阜県郡上市☎0575・67・1771(郡上八幡観光協会)

アジア、アフリカ、南米、知られざる音楽を語り尽くす。
ネットの発達や音楽制作機器の一般化、そしてDiploなどの目利きDJによる“発掘”を通して、局地的に楽しまれてきたダンスビートが新しいジャンルとして世界に広がり、ムーブメントを起こしている。ここではインドネシアのファンコットと出会い、アルバム『Enak Dealer』を日本でリリースした高野政所氏、アフリカのダンスビートを探り、DJとしてフロアを沸かせるHiro “BINGO” Watanabe氏

福岡のフードシーンを騒がせる話題の店。
うまかもん激戦区である福岡で、実力店がひしめき合う中に果敢に飛び込む新規店をリストアップ。いやいや、勢いだけでないのです。この7軒が地元の食通たちをこぞって期待させている理由を説明します!

福岡で旨い魚にありつくには。
「福岡は魚が旨い」という。では魚を最もおいしく食べるには、どこへ行けばいいだろう? 定食で選ぶなら答えは簡単。すぐに〈味の正福〉へ行くべし。地元民にも出張族にも愛される、魚定食の秘密を探る。
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〈味の正福 天神コア店〉は、いわゆる109系のブランドがひしめくファッションビルの地下にある。出店して42年。年配の常連から、今時のファッションに身を包んだ若者、出張で訪れたビジネスマン、スマホを見な

千日前に佇む不夜城、味園ビルへ。
なんば駅から歩いて5分。千日前にこんな巨大空間があったとは! 味園ビルにあるライブホール〈ユニバース〉は、1960年代、巨大キャバレーとして名を馳せた。時代を超えて変貌を遂げるレジャービルの今昔物語。

名建築で辿る、大阪の100年史。
味のあるレトロビルから最新の建築まで、なぜ大阪にはさまざまな年代の名建築が存在しているのだろう? 建築史家の倉方俊輔さんに教えてもらった、都市構造と、近現代の名建築から見える、大阪の100年史。
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大阪はカオティックな街だと思われがちですが、都市構造は明快です。ベースは豊臣秀吉による碁盤の目状の街割でした。近代に入り、政治、産業、交通手段の変化に合わせて新たな建築が造られ、街の造りも変化し

【大阪エリアマップ】
「大阪の正解」はどこにある⁉ まずは、エリアの特性を知っておくべき。1駅違うだけで、人の雰囲気もガラリと変わる大阪の街を、まずは脳内で探索してみよう。

写真家・田附勝が出会った、倉庫に眠り続けてきた「縄文」と「近現代」の痕跡。
各地の博物館の収蔵庫や発掘現場で保管されていた縄文土器のかけらを撮影したシリーズで構成する展覧会『KAKERA きこえてこなかった、私たちの声展』を開催する写真家・田附勝。謎めいた遺物を捉えたその写真から広がる世界を、気鋭の民俗学者・畑中章宏と語る。