
オーナーシェフ


「あの店で、朝食を。」イベントレポート

僕の福岡。
福岡の正解をすべて詰め込んだつもりがまだまだ正解がありました。最後の最後に福岡の正解をもう一つ。東京と福岡の2拠点で活動する本誌担当編集者の考える福岡の正解、それは“人”でした。

〈プロヴァンス〉から受け継がれるもの。
福岡では洋食業界において“○○出身の店”という言葉を聞くことはほとんどない。その中で異色なのが〈ラ・ターブル・ド・プロヴァンス〉の存在だ。これまでに多くの弟子、活躍する料理人を輩出してきた理由を紐解く。
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福岡の街で今年20周年を迎えるフランス料理店〈ラ・ターブル・ド・プロヴァンス〉。金沢出身のオーナーシェフ・野村健二さんが奥様・ゆみさんの実家がある長崎に近いという理由で福岡で開いた店だ。

【素材重視の中華】慈華/みこころ 無添加チャイナ935
このところ中華料理の勢いがグングン加速する中、素材重視でおいしく、通い続けたい新店がお目見え。“無添加”に踏み切った神保町の実力派シェフと、素材ありきの姿勢に大きくシフトしたベテランシェフ。それぞれの強みを個性に、中華料理も新時代に突入へ。

【商店街フレンチ】unepincée/willo'wisp
街に根ざした銀座、新宿といった商業エリアではなく、商店街の一角に溶け込む地元密着型のフレンチが相次いで登場。一つは都営大江戸線沿線、もう一つは京王新線の駅前。いずれも気取らずに訪れられる雰囲気で、くつろげるカウンター席がいい感じ。

尊敬できる、 キッチン道具。
日々使うものだからこそ、キッチン道具には、機能性、使い勝手、形、素材など、使う人のこだわりが表れる。デザイナー・熊野亘さん、料理人・原川慎一郎さん、陶芸家・内田鋼一さんの異なるフィールドで活躍するプロフェッショナルが敬愛する道具は一体どんなものなのか? 日頃使っているツールを持ち寄って、語り合ってもらった。
3人が集まったのは、原川慎一郎さんが運営するレストラン〈ザ・ブラインド・ドンキー〉の厨

【感動、発酵中華】発酵、燻製、ハーブからなる三重奏。
中華にはなんとなく食指が動かずにいた。中華屋のない町などほとんど行ったことがないし、コンビニに行けば『焦がしにんにくのマー油と葱油が香る ザ★チャーハン』なんて、普通の中華屋で食うよりよっぽどうまい、いや、世界一うまい(当社比)チャーハンが冷食で安価に手に入ったり、料理との距離が身近すぎて、つまらない、なんて思っていたからだ。が、この連載を始めて中華に対する意識が変わった。あまりにも世界の料理に

シメにも使える、 深夜のしっかりご飯。
バーなのに朝5時まで本格料理。
北アイルランド放浪時の体験から、帰国後にバーをやりたいと2017年にオープン。定番からレアものまで、各国の多彩な酒を集めた。料理も本格的で、イタリアンシェフによる手打ちパスタ、メンチカツ、鴨のコンフィなどレストラン並みの品揃え。客層の幅広さも心地よい。

今夜はフンパツ! 名古屋の美食を堪能。
名古屋フレンチ界のリーダー的存在。
歴史ある建物が残る町並み保存地区に立つ邸宅レストラン。北村竜二シェフは、10年にわたり数々のヨーロッパ3ツ星店で修業。スイスの〈ジラルデ〉ではスーシェフ、〈ミクニナゴヤ〉では料理長として活躍した。東京など他地域の店ともコラボイベントを行うなど精力的。