
詩人・菅原敏による、燃やすための詩集。
一枚一枚が、見知らぬ街へと連れてゆく切符のように。全20編(英訳付き)収録。燃やされる日を待ちながら、過去と未来の情景が静かに香る。〈mitosaya〉公式サイトで販売中。2,200円。
一枚一枚が、見知らぬ街へと連れてゆく切符のように。全20編(英訳付き)収録。燃やされる日を待ちながら、過去と未来の情景が静かに香る。〈mitosaya〉公式サイトで販売中。2,200円。
商売繁盛、開運招福などに御利益があるとされる〈日光二荒山神社中宮祠〉。御神体である男体山山頂には、岩から突き上がる形で神剣が奉納されている。奥宮への登拝は往復で6〜7時間(11月11日まで)。●日光市中宮祠2484
太宰府天満宮といえば菅原道真公。学問の神様に、受験の神頼みに訪れる人は多いが、実は文化芸能の神様でもあることはあまり知られていない。年間1000万人の参拝者を誇る神社の、知られざる側面に注目する。
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太宰府天満宮の権宮司である西高辻信宏さんの交友関係は、とても華やかだ。それは、神社には「奉納」という考え方があり、古よりモノに限らず歌などの芸能が多く捧げられてきたことに由来する。「現代の神社
味のあるレトロビルから最新の建築まで、なぜ大阪にはさまざまな年代の名建築が存在しているのだろう? 建築史家の倉方俊輔さんに教えてもらった、都市構造と、近現代の名建築から見える、大阪の100年史。
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大阪はカオティックな街だと思われがちですが、都市構造は明快です。ベースは豊臣秀吉による碁盤の目状の街割でした。近代に入り、政治、産業、交通手段の変化に合わせて新たな建築が造られ、街の造りも変化し
1. ノンアルコールの生ビールが15種類も飲める。
2. アルコール抜きでも盛り上がるイベントを主催。
3. ノンアルコールのワインやスピリットもあり。
『カーサ ブルータス』で「音のいい部屋。」という特集を作ったとき、村上さんに初めて取材を受けていただいた。なにしろ専業作家としてキャリアをスタートするまではジャズ喫茶を経営し、ジャズを語らせれば泣く子もスウィングするほどだと聞いていたわけですから、とても興味があったわけです。「レコードのことであれば」、と奇跡の取材オーケーが出まして、ご自宅にお邪魔しました。唸ることしかできないコレクションに、ジャ
世界で初めて強化ガラス製のタンブラーを製造し、1939年にフランスでブランドを確立した〈デュラレックス〉と、〈ロンハーマン〉の世界初コラボレーションが実現した。
誕生したのは、デュラレックス史上一度もつくられたことがなかった、“サファイアカラー”の《ピカルディ》。同アイテムは、ブランドの中で最も生産量が多く、かつ輸入されているガラスタンブラーで、2012年にグッドデザイン賞・ロングライフ賞を受賞
日本の伝統工芸には、古くから“写し”という文化がある。過去の名品の形や模様などになぞらえた、作品制作のこと。かの北大路魯山人も、江戸時代の陶工・尾形乾山や桃山時代の陶磁器の写しを数多く作っている。それは、模倣や贋作などでは決してなく、優れた先人へのオマージュであり、自らの力量による再解釈。近年の腕時計デザインも、まさに写しが大きな潮流となっている。むろん他社の過去のモデルを規範としているわけではな