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西麻布

私が最初に知った感情は恐怖。初めて知った言葉はB29。|デヴィ・スカルノ(第一回/全五回)

生まれは西麻布、霞町です。戦争で福島県の浪江に疎開するまでは霞町にいました。敵機が飛んだ後には空を真っ赤にナイフで掻き切ったような線が残って、空襲警報が鳴ると防空頭巾をかぶって一目散に逃げていました。青山墓地の周りには横穴があって、防空壕になっていたんです。私が一番最初に知った感情は恐怖。初めて知った言葉はB29って書いてるくらいです。終戦は浪江で迎えましたが、その前に仙台が落ちたことを、大人たち

丸山珈琲 表参道Single Origin Store

代表の丸山健太郎さん自らが各地の産地で直接買い付ける豆は、世界トップレベルのクオリティ。豆の個性に応じた焙煎、トップバリスタによる抽出と、スペシャルティコーヒーの味わいの向上をリードしてきた〈丸山珈琲〉ゆえ、コーヒーカクテルも、素材の味で勝負する。例えば「ゲイシャ ジントニック」なら、カルバドスの生産者が造るフルーティなジンと、プレミアムトニックウォーター「フィーバーツリー」の中でもアロマティック

松浦弥太郎とモーニングコーヒー。

 朝7時になる少し前。まだぼんやりと薄暗い北向きの事務所に、コーヒーマシンの音が小さく響き始める。豆が挽かれ、お湯が沸き、やがてエスプレッソが落ちて、部屋中に香ばしい匂いが漂う。その間にスチーマーを使ってミルクをよく泡立て、出来たてのエスプレッソにたっぷりと注ぐ。松浦弥太郎の朝は、毎日こうやって始まる。
「朝型なんです。起きるのは5時くらい。それから7時前には事務所に来て、自分で作ったヤタロウズ・

新鮮な海の幸。

小田原の朝獲れ魚介に2人のシェフが魂を込める。

オーナーは日本とイタリア両方のソムリエ資格を持つ淵本聖一さん。シェフはトスカーナの〈ダ・カイーノ〉などで修業した天野智詞さん、〈カノビアーノ〉などで研鑽を積んだ永原武史さんの2人。その強力な布陣により、創造性豊かな料理とワインを堪能できる店。魚介は小田原直送の朝獲れものが中心で、ワインは約300種を用意。「ワインのペアリングコースも3種類3,780

町のワイン食堂。

下町の路地裏で、極厚ビステッカを食らう。

オーナーシェフの大沼清敬さんが、「これを食べてもらいたくて店を作った」と言う一品がブラックアンガス牛の炭火焼き。フィレンツェの流儀そのままにTボーンを30分以上かけて焼くことで余分な脂を落とし、肉の旨味を際立たせる。ワインセラーには100種以上のイタリアワインがあり、解説タグが付いているためセラーに入って自分で選んでもOK。焼き上がりを待ちながらワインを