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建築設計事務所

栗原健太郎+岩月美穂 studio velocity|都市にひらいていく家

住宅が密集した都市部の家は、隣同士が迫っているため、前面に光は入るが側面は機能しにくいというパターンが多い。両隣が住宅に挟まれた縦に長いこの土地を見た栗原健太郎と岩月美穂の2人が考えたのは「建物を建てる位置を変え、側面を有効的に使えるようにする」ことだった。まず住居を多目的スペースとプライベートな空間に分け、2つの棟を限界まで離して配置し、真ん中に庭を持ってきた。それにより側面を潰さず、周囲の景色

素材感にこだわった初デニム。

満を持してデニムが登場。洗い込んでも生デニムのような風合いを保つ質感はデザイナーが一番こだわった部分。米綿のムラ糸を限界まで強く撚りピュアインディゴでロープ染色した縦糸で織り上げた。たっぷりしたワタリからテーパードしたシルエットの5ポケット。30、32、34、36インチの4サイズ展開。25,000円(オーラリー☎03・6427・7141)

朝から使いたくなる、モダンデザインの土鍋。|能作淳平

 ゴトゴトと音がして鍋と蓋の間から湯気が立ち上る。ご飯が炊き上がるときの、幸せな匂い。建築家、能作淳平さんの朝ごはんは和食。ご飯を炊きたくて買ったという土鍋は、陶芸家、望月薫の手によるものだ。「昔ながらの土鍋よりモダンな印象で、彫刻的な蓋の四角いつまみは裏返すとスタンドになったり、デザインと実用を兼ね備えているところが気に入っている」という。ご飯を炊く傍らで手際良く野菜を刻み、漬物を彩りよく器に並

能作文徳

「“心地よい時間”を確保できる建築をつくりたい」と能作は言う。例えば「高岡のゲストハウス」は富山県高岡市にある彼の実家を改修して住まいとゲストハウスにするもの。周囲の瓦屋根の家並みに合わせ、もとの屋根の瓦で新しい屋根を葺き替える。「街とつながっていることを示したい」。増改築するスペースには障子や欄間を再利用する。モノも人間と同じように時間やプロセスが内在するアクターと見なし、それをネットワークする

新しい空間づくり 空間は何を手がかりに生まれるのか。|中村拓志

「全国で空き家が800万軒と報道され、所得構造の二極化が進む現在、リノベーションの着工数が増え、そこから新しい価値観が生まれつつあります」と言う中村拓志。彼が手がけるプロジェクトは新築であっても、リノベーション的な「その場所に残る時間軸をデザインすること」を目指している。
 例えば徳島県上勝町で計画中のビール醸造所はカフェなどを併設した施設。この町ではゴミをゼロにする「ゼロ・ウェイスト運動」を展開