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古民家

音空花店

外観は可愛い古民家風。店内には女性店主らしき姿が見えるが、扉を開けると強烈なギャップに誰もが腰を抜かすだろう。爆音でロックが流れ(取材時はThe Smithsの「Panic」)、壁の色も漆黒! 聞けば店主の川瀬涼子さんは元映像美術で、人生好きな音楽と花に囲まれたいと一念発起して昨年開店。「ブーケにも毒っ気、入れちゃうんですよね」と言う通り、深紅のスカビオサと黒ずんだバラを明るい色のラナンキュラスと

蕎麦を啜りフレンチに酔う、森の中の一軒。

八ヶ岳の南麓、陰影の濃い緑に包まれて立つ黒く尖った三角屋根。築200年の古民家を移築し、会員制別荘として使われていたこの場所を受け継いだレストランが、3年目を迎えたこの夏、オーベルジュとしてリニューアルした。主役は、八ヶ岳伏流水と蕎麦粉だけで作る十割蕎麦、そして地の食材を使ったフレンチ。都内のフランス料理店で料理長を歴任し、アジアのベストレストラン50に選出されたシンガポール〈WAKU GHIN〉

FINETIME COFFEE ROASTERS(東京/経堂)

オーナー・近藤剛さんは東京だけで約200軒のカフェを巡り、コーヒーの味を研究。築50年の古民家を改装し住居空間を2階に構えたロースタリーをオープン。「スペシャルティコーヒーは和食と同じ。良い素材を入手して生かさないと」。味の8割は豆で決まると仕入れに力を入れ、酸味と甘さが際立つよう浅煎りに仕上げる。おすすめの提供方法はエアロプレス。「豆の味をしっかり味わってほしい。後味はすっきりしていますよ」

どこで飲んでも、どんな淹れ方をしてもおいしい豆。

1982年に札幌市豊平区西岡の一軒家で斎藤智さんが始めた〈斎藤珈琲〉は、2000年に現在の藻岩山の麓に移転。白を基調とした清潔な店内。店頭での販売用にすべての豆のラインナップが並べられ、味についての丁寧な説明がつけられている。〈斎藤珈琲〉の豆の基本はずっと変わらない。「どこで飲んでも、どんな淹れ方をしてもおいしい豆」。13年に斎藤さんが亡くなった後、奥さんの里代子さんが代表として〈斎藤珈琲〉を続け

北海道らしい食材と料理人の技を味わう。| 曽田雄志

ホスピタリティの高い札幌人。よそから来たお客には、自分の愛する店に案内して喜んでもらいたい(もちろん1軒では帰らせない!)。自他共に認めるもてなし名人たちに、一晩のテッパンコースを教えてもらいました。

「仕事柄、道外からの客人をもてなす機会も多いので、まずは北海道らしい“食”を味わえるお店というのはマストの条件。さらに店主こだわりの空間や、料理人の“一手間”によって、素材がより一層引き立つ料理に

terzo tempo

 元は米屋だった古く味わいのある木造2階建て。通りに面した戸は、冬以外はいつもすべて開け放たれている。その佇まいを見て“古民家カフェ”とか“昭和レトロ喫茶店”と呼びたがる人もいるそうだ。
「うちはそういうんじゃないんだけどなと、最初の頃は思っていたんですが、そう呼びたい人がいるならそう呼べばいいやというふうに、だんだん考えが変わってきました」
 寛さんは東京出身で、高知は奈那さんの生まれ育った街だ

HUGSY DOUGHNUT

特注カーゴバイクに手作りドーナツを載せて売り渡る、神出鬼没の行商ドーナツ店〈HUGSY DOUGHNUT〉。聖蹟桜ヶ丘の駅前や公園、イベント会場へと、自転車で行けるところならどこへでも! 旨味調味料や添加物不使用のNYスタイルドーナツは、ふわっふわで優しい味わい。小麦粉の味をシンプルに楽しめる「ハグジードーナツ」、紅茶フレーバーの生地にハチミツレモンをのせた「エリザベス」など、メニューは日替わり。

肩書きを超え共に学び、恋も?|米良はるか

「Readyfor」でも廃校や古民家をリデザインするプロジェクトが多くあります。私自身、古いものに手を加えて残すことに興味があり、日本人の感覚に馴染みやすいと思います。
 ただ現代風にリノベーションするのではなく、人に使われるように造ることが大事。人を巻き込むためには、「行ってみたい」「やってみたい」と思わせることが欠かせません。
 以前、経営者が集まる合宿に参加しました。会場はとある学校で、近く