
フレグランスと カクテルのミックス、 香りを楽しむバー。『HERBARIUM』●Paris
1. 19の香りの原料のカクテルが楽しめる。
2. 香りで好みのカクテルを選ぶ。
3. 植物図鑑のような美しいレシピ本も販売。
1. 19の香りの原料のカクテルが楽しめる。
2. 香りで好みのカクテルを選ぶ。
3. 植物図鑑のような美しいレシピ本も販売。
祖父が〈パルファン・クリスチャン・ディオール〉の創設者、母親がディオールの「オー ソバージュ」の開発メンバーだったこともあって、家にはいつもリットル単位で香水が送られてきていたよ。12歳から香水をつけ始めたんだけど、「香水は自分の一部」と気づいたのはその頃から。僕はスポーツ少年で毎日たくさんの汗をかき、一緒に香水も蒸発して自分の顔に上がってくるわけだから、知らぬ間に中毒になっていたのかもしれない(
自分で実際に嗅いでみるまで、いや嗅いでみてもわかりにくいような気がする、奥深き香水の世界。しかし香水にも体系があり、進化がある。香水の原料を作る世界五大香料会社の一つはここ日本にあった。1920年創業の高砂香料工業で、調香師を務めていた鈴木隆さんに香水の歴史とトレンドを聞いた。
エドモン・ルドニツカのパフュームガーデンを訪ねるため、「香水の町グラース」から6㎞ほど離れた山の上の小さな村、カブリへと向かった。パリから飛行機でニースに入り、そこから車で1時間弱。カブリは「コートダジュールの展望台」と呼ばれ、昔から作家や画家など芸術家に愛される美しい村として知られている。エドモン・ルドニツカ亡き後は息子のミッシェル・ルドニツカが家を継ぎ、5人の庭師と共に庭の管理にあたっている
ここでは名作と呼ばれる香水を生み出した歴史的な人物を紹介する。ディオールの《ディオリッシモ》《オー ソバージュ》、エルメスの《オー ド エルメス》を残した、20世紀最高の調香師の一人、エドモン・ルドニツカ。その生涯と彼の残した庭園についての物語。
1. MONOCLE Scent One Hinoki/COMME des GARÇONS parfums PARFUMS
Top : Cypress, Camphor. Heart : Cedar, Pine, Thyme. Base : Tree moss, Vetiver.
イギリスのライフスタイル誌『モノクル』と〈コム デ ギャルソン〉による異色のコラボレーション。柔らかく香るヒノキに
香水を知る最初の一歩として、まずは“Perfume Writing(香水批評)”の権威であるルカ・トゥリンに、2018年現在、最も素晴らしいと思われる香水を10本を選んでもらった。日本で未発売のものも多いが、指標となる最良のものを知ることほど学びになることはない。
ザクロが盛られたフルーツバスケットの姿をポーセリンで作った置物。製造はイタリアのエステという町にある老舗メーカー、〈ESTE CERAMICHE PORCELLANE〉によるもの。職人の手で高品質な製品を作る会社をピックアップし現代に紹介するグループ、〈セーニョ イタリアーノ〉が企画した商品である。132,300円(エ インテリアズ☎03・6447・1451)